松竹座で5月から始まる「藤山寛美三十三回忌追善喜劇特別公演」に関連したイベントがなんばパークスシネマで開催された。応募ハガキが当選したので授業前の時間を利用して大阪まで出る。
藤山寛美による1983年の松竹新喜劇公演の「愛の設計図」がDVD化されていて,これを上映したあとに,渋谷天外と藤山扇次郎のトークショウがあった。DVDの音源を利用しているからか,劇場の音響がちょっときつすぎて閉口した。
曽我廼家文童が情報処理プログラマーの試験に受かるところからはじまって,建設会社の現場監督と設計士を巡るドラマが進んでいく。アドリブも沢山入っているらしい藤山寛美のセリフは必ずしも全編に渡って流ちょうというわけでもないのだけれど,要所要所で観客の心をつかむ技はさすがである。
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