太陽と月の半径はそれぞれ696,300kmと1,738kmなので,その比は400.6である。一方,地球から太陽までの距離と地球から月までの距離は,14,960±250 万kmと38.44±2.11万kmなので,その比率は,418.7〜389.2〜362.8の範囲で変化する。距離の組み合わせが均等な割合で一様分布するという(誤った)単純な考えのもとでは,距離比が半径比より大きな場合と小さな場合は2:1になるので,皆既日食の頻度:金環食の頻度は2:1くらいかとおもいきや,実際には,2:3くらいのようだ。黄道面と白道面は傾いているし。白道面も歳差運動しているのでまじめに計算しないと答えが出ないということだろう。
写真:石垣島で観測された部分日食(引用:朝日新聞より恵原弘太郎氏撮影)
0 件のコメント:
コメントを投稿