2026年2月12日木曜日

シソーラス空間の構造

角川類語新辞典からの続き


図:何だかとてもダサい日本語シソーラス空間のイメージ(主にChatGPTによる)

ChatGPTが提案した,第0層の生活世界の上に乗る,第1層の抽象運動世界(情報・制度・理論),第2層の意味・因果地形(メタ世界)を,6×6で考えてもらう。Geminiにも同じ条件を提示して,得られた結果をChatGPTにフィードバックして得られたのが,次のものだ。

第1層:抽象運動世界(人が作ったが、人の意思を離れて運動する構造)

10:情報環境
1000:情報流通:意味やデータが媒介を通じて循環し続ける状態
1001:記録化:出来事が保存され参照可能な対象に変わること
1002:注目集中:関心が一部の情報に偏って集まる現象
1003:拡散:情報が速度と範囲を持って広がること
1004:劣化:伝達の過程で意味が摩耗・変形すること
1005:ノイズ混入:本質でない要素が判断を乱すこと

11:制度運動
1006:制度:行為を誘導・制限する社会的な仕組み
1007:規則固定:状況変化に関わらず手順が維持されること
1008:誘因構造:報酬や罰が行動を方向づける配置
1009:官僚化:手続きが目的を置き換える過程
1010:制度疲労:制度が環境に適応できなくなる状態
1011:制度暴走:本来目的を離れ自己増殖すること

12:価値・配分
1012:市場:選択と価格が集約される交換の場
1013:貨幣信用:将来への信頼が現在の行為を成立させる構造
1014:資源配分:限られたものが割り当てられる過程
1015:格差固定:不均衡が構造として再生産されること
1016:外部影響:当事者外に及ぶ取引の効果
1017:成長制約:拡大が構造的に頭打ちになる条件

13:モデル支配
1018:モデル:現実を代替して判断を導く簡略構造
1019:仮定固定:前提条件が検証されず維持されること
1020:指標化:複雑な事象が数値で代表されること
1021:予測運用:未来像が現在の行動を縛る状態
1022:理論優位:説明体系が現実判断を上書きすること
1023:現実乖離:モデルと実態の差が拡大すること

14:技術準主体
1024:アルゴリズム:判断や選択を自動化する手続き
1025:自律運転:人の介入なしに処理が進むこと
1026:学習更新:運用中に規則が書き換わる仕組み
1027:最適化圧:特定指標への過剰適応
1028:行動誘導:選択肢の配置による無意識の誘導
1029:技術依存:技術なしでは判断が成立しない状態

15:環境化構造
1030:抽象環境:人為物が自然のように振る舞う状態
1031:反復循環:結果が原因側に戻る因果の輪
1032:臨界境界:小変化で全体が転ぶ条件
1033:回復力:撹乱後に形を保つ能力
1034:複雑連関:相互作用が支配的な構造
1035:不可逆化:戻れない方向に固定される変化

第2層:意味・因果地形(世界が「どう見えてしまうか」を決める構造)

20:視座・枠
2000:視座:世界を見る立ち位置
2001:問題化:何を問題と認識するかの選別
2002:前提化:暗黙の了解が固定されること
2003:境界引き:内外・味方敵を分ける線
2004:粒度設定:どの細かさで世界を見るか
2005:盲点形成:構造的に見えなくなる領域

21:物語構成
2006:物語化:出来事を時間的筋書きに組み込むこと
2007:起源語り:正当性を過去に求める構成
2008:危機演出:恐怖を強調する語り
2009:救済期待:解決が来るという想定
2010:敵像集約:原因を特定対象に集めること
2011:自己理解:主体が自分を語る枠組み

22:認知歪み
2012:バイアス:判断が偏る傾向
2013:確証循環:信念を補強する情報のみ集まる過程
2014:集団錯覚:誤認が共有され安定すること
2015:後付正当化:結果から理由を作る操作
2016:責任転位:原因を他者に押し出すこと
2017:過信:不確実性を過小評価する傾向

23:正当性配置
2018:正義感覚:正しいと感じられる基準
2019:規範内面化:外的規則が自発的義務になること
2020:権威付与:正しさの源泉が固定されること
2021:合意幻想:異論が存在しないように見える状態
2022:逸脱不可視:問題行為が問題化されないこと
2023:道徳飽和:倫理語が過剰で機能不全になる状態

24:因果編集
2024:原因選別:無数の原因から一部だけ採用すること
2025:単因還元:複雑因果を一つに縮める操作
2026:遅延無視:時間差のある影響を切り捨てること
2027:背景隠蔽:構造条件が語られない状態
2028:スケープ化:因果を特定主体に集中させること
2029:偽連結:無関係な事象を結びつける誤認

25:因果地形
2030:主因経路:実際に世界を動かす太い因果
2031:副因経路:存在するが無視されがちな因果
2032:摩擦点:因果が滞留・反転する箇所
2033:崩落斜面:一気に破綻が起きる条件
2034:安定盆地:揺れても戻る構造
2035:転換点:地形そのものが切り替わる瞬間

まあ,試行段階としてはこんなものかもしれない。漢字2文字が四文字熟語に変わった。ここに至るChatGPTの考えを次にブログ記事としてまとめてもらった。(続く)

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