2024年10月14日月曜日

へび(1)

来年は巳年だ。72歳の年男にあたる。先日,南都銀行から巳年蛇図記念コインの案内が送られてきた。ご丁寧にその後,勧誘電話までかかってくる始末だ。もっとまともな商売をしたほうがよいのではないでしょうか。

巳年コインを断った祟(たたり)なのか,二回り違いで同じ巳年の亡母が様子を見に来たのか,マンションの1Fにある集合郵便受けを開けると中に体長80-90cmほどの蛇(シマヘビヤマカガシかアオダイショウか)がいた。昔,川上弘美蛇を踏むも読んだような気がしたけれど,本棚にはセンセイの鞄真鶴しかない。記憶はどんどん千切れて飛んでいく。


ヘビの対処法をあれこれ考えたけれどなかなか名案が出てこない。近所の農家の人なら手慣れた簡単な話かもしれないけれど,素人がむやみに手を出すなということなので自重する。

(1) マンションの管理会社:自動応答で肝腎の目的先にたどりつくのが面倒なシステムだ。漸く繋がって状況を説明すると,半笑いながらしばらく待たされたが,予想通りで,こちらでは対応できないので警察とかに相談してくださいとのこと。

(2) 消防(119番):いきなり警察でパトカーがこられても困るし,消防の方が装備がありそうなので119番してみた。説明したところ,それは消防の守備範囲ではないので,今日は休日でやってないと思う市役所か警察に相談してみてはとたらい回しされた。

(3) 市役所:もちろん,環境政策課の休日緊急電話受付があるはずもなく,ホームページを調べてみた。AI チャットボットはまったく使いものにならなかった(ChatGPT-4oに演じさせた仮想天理市チャットボットの答えの方が100倍優秀だった)。市役所ホームページのQ&Aにある蜂の巣とセアカゴケグモの事例でも,自分でなんとかせよという感じだった。

(4) 警察署(110番ではない):電話で丁寧に対応してもらったけれど,どうもたよりにならない。ちょっと無理そうな様子で,業者に相談してくださいとなった。

(5) 駆除業者:天理市の2軒の業者に電話した。1軒目は休日対応なしで,費用が2.5万円から5万円ほどといわれた。それってボッタクリ価格ではないのか。2軒目は実働スタッフにつないでくれて,いますぐにでもいけると。費用は1.2万円-1.5万円ほど。

マンションの管理組合を通す必要があるので,明日,管理人さんにお願いしてみよう。毒蛇で非常に危険ですが・・・というと,警察とか消防でもなんとかなったのかもしれない(ChatGPT談),しらんけど。



写真:集合郵便受の中の蛇(撮影:2024.10.13)

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