今日,9月9日は重陽じゃなくてバグの日である。重陽の節句は旧暦にあてはめなければ菊の香りがただよってこない。 上巳や端午や七夕も同様。
残念ながら,日本のソフトウェア会社が8月9日をバグの日として語呂合わせで登録してしまったので,話が面倒なことになっている。パクチーの日と野球の日と鍼・灸・マッサージの日とパーク(駐車場)の日と薬草の日だけでもおなかがいっぱいなのに,国際的に通用しないものを。
1947年の9月9日に,コンピュータ科学者のグレース・ホッパーがハーバード・マークIIというコンピュータの不具合を調べているときに,本物の虫がリレーに挟まっているのを記録として貼り付けたことに由来して,コンピュータ(ソフトウェア)おけるバグという表現が定着していく。
写真:Harvard MarkIIのログブックのバグ(Wikipedikaから引用)
昨日から,これまで機嫌よく動いていたWHOの新型コロナウィルス感染症に関するjsonデータ処理プログラムが動かなくなってしまった。最初は自作のフィルタfspのせいかと思ったが,よく調べてみると,jsonデータを取得するlynxのところが原因で引っかかっている。
lynx -source としているのにもかかわらずダウンロードされるのが11MBのバイナリファイル。wget でも同様だった。ところが直接URLをブラウザ(lynxでもOK)でたたいてからテキストが表示された後にダウンロードすれば,適切な40MB程度のテキストファイルが取得できた。うーん,どうしてだろうか,面倒なことだ。
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