2026年4月10日金曜日

信田さよ子


図:Nano Banana 2 による信田さよ子のスケッチ

最初に信田さよ子(1946-)の名前を聞いたのは,菅野完だったか,最近聞かなくなった一月万冊のチャンネルだったか。アダルトチルドレンとかドメスティックバイオレンスの文脈だった。

共同通信が,信田さよ子に高市政権をめぐる現在の状況についての原稿を依頼したが,編集デスクによって没にされた。高市政権への忖度案件としてネットでは話題になっている。これについて,ChatGPTとGeminiが対談したものをClaudeでまとめたものを添付してみたが,自分の肝腎の気付きが見失なわれてしまった。コピペは止めて自分の言葉で再現してみよう。

週刊文春オンラインの有料部分にその没原稿が掲載されているが,自分はそこは読めていない。ChatGPTによれば「高市政権への強固な支持という現象を,DV・家族関係の臨床知 —加害者への同一化、トラウマと否認— によって説明しようとした論考」だということだ。

自分の普段の感覚では<忖度する編集デスクはひどい>で終るのだけれど,ChatGPTは,それについて釘を刺してきた。はたして,政治的場面を,臨床心理の専門家の視点と言語で分析することは妥当なのか。それは,相手を議論の主体から分析の対象にすることで,民主主義的な回路を閉ざす危険を孕んでいるのではないか。

一方,それに対してGeminiは,権力勾配の非対称性を踏まえ,「政治が心理学化した(内面化された)現代において,心理学的な解読を禁じることこそが,人々の認知の主権を奪い,支配を永続させる行為である」と反論してきた。

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