芥川龍之介が「蜘蛛の糸」を発表して百年。高二の秋の文化祭,クラスの仮装行列のテーマが 蜘蛛の糸だった。お釈迦様の極楽タワーの竹を近所から切り出し,地獄の焔と煙の絵を描いた。犍陀多に続いて蜘蛛の糸(登山部の赤いザイル)に群がる地獄の亡者だったころ。
2024年12月4日水曜日
非常戒厳
2024年11月26日火曜日
ネガティブ・ケイパビリティ
Q(koshix):ネガティブ・ケイパビリティと最近のフェイクの時代の関係について考察したいので,対話的な問答につきあっていただけますか?なるべく簡潔に,しかし場合によっては深く答えてください。A(ChatGPT-4o):(回答略)Q(koshix):ネガティブ・ケイパビリティという概念は有用だと思いますけれども,議論の公平性や客観性というタームが判断保留を沢山生み出してしまって,結局議論を封殺してしまう場合のように,「ネガティブ・ケイパビリティ」を持ち出すこと自身が,フェイクへの対抗的な議論を抑圧することにつながらないでしょうか。(ネガティブ・ケイパビリティ的意見がまずい典型的な例:水野義之さん:兵庫県の県知事選の解釈について11/27...orz)A(ChatGPT-4o):(回答略)Q(koshix):では,どうすればよいのでしょうか。目的はフェイク議論を多くの人が信じてしまうことをどう防ぐかです。具体例としては,「兵庫県知事選挙における,斎藤元彦は既得権益者達の罠によってはめられた悲劇のヒーローであり,本当はまじめな良い改革者なのだ」というものです。これが,N国党の立花孝志や,斎藤の選挙参謀の明石倫理法人会の朝比奈の作戦によって広く拡散され,関西のテレビマスコミでその下地をつくられていた有権者に軽々と浸透していき,斎藤の当選につながりました。A(ChatGPT-4o):(回答略)Q(koshix):その回答において,ネガティブ・ケイパビリティはどのような役割を果たし得るのですか?
A(ChatGPT-4o):1.ネガティブ・ケイパビリティの役割(1) 情報の検証と解釈のプロセスでの活用ネガティブ・ケイパビリティは、曖昧で不確実な状況に耐える能力です。これにより、次のような貢献が期待されます:・感情的反応の抑制:感情的なフェイク議論に触れたとき、即座に信じたり否定したりせず、一歩引いて状況を冷静に見つめることができる。・急ぎすぎない判断:複雑な背景や利害関係が絡む議論(例えば、斎藤元彦氏が本当に「改革者」かどうか)について、急いで結論を出さないことで、誤情報に基づく行動を防ぐ。(2) 対話の促進曖昧な部分を受け入れることで、敵対的な議論を回避し、建設的な対話の余地を残します。・例えば、「斎藤氏の改革性」について賛否が分かれる場合、対立する意見を即座に否定せず、「その意見の根拠は何か?」と問いかける態度を持つことができます。(3) 長期的な視点の保持短期的な結果や感情的な満足に流されることなく、長期的な視点で議論を考える余裕を生みます。・例: 「既得権益者の罠」という説が感情的に訴えるものであっても、その根拠や実際の影響を冷静に検討し続ける。2.限界とリスクネガティブ・ケイパビリティの欠点や限界にも注意する必要があります。(1) 行動の遅延判断を保留しすぎると、フェイク議論の拡散を許してしまう可能性があります。・対策:判断保留のタイミングを「完全な確信」ではなく、「合理的に行動可能な段階」と設定する。(2) フェイク拡散者の戦略に利用されるフェイクを広める側が「真実はまだ不明だ」といった曖昧な姿勢を利用して、議論を引き延ばし、混乱を助長することがあります。・対策:不確実性を受け入れると同時に、明確なエビデンスに基づく部分を迅速に共有する。3.実際の応用例(1) 有権者への啓発・ネガティブ・ケイパビリティを促す教育:フェイクニュースを見た際に「これは本当なのか?」と即座に疑問を持つ習慣を育てる。・判断を急がない文化の普及:SNSやメディアでの情報に対して、「結論を急がないことは強みである」という価値観を広める。(2) 対話の場での利用・斎藤氏を支持する人々との対話において、「完全な否定」ではなく、「あなたの主張の根拠を一緒に検討しよう」という姿勢で接する。(3) 情報発信の戦略・例えば、ファクトチェックにおいても、「すべてが分かったわけではないが、これまでに明らかになっている事実はこうだ」と曖昧な部分を認めつつ、具体的な事実を提示する。4.結論ネガティブ・ケイパビリティは、感情的反応や過度な確信を避けることで、フェイク議論の影響を軽減する助けになります。ただし、それが議論や行動を不当に遅らせたり、フェイク拡散者に利用されたりしないよう、以下のような「バランス的な運用」が求められます:(1) 不確実性を受け入れる一方で、行動可能な事実に基づいて動く。(2) 相手を否定するのではなく、対話を通じて曖昧さを解消する努力をする。(3) 判断保留を過度に引き延ばさない。フェイクニュース時代の課題において、ネガティブ・ケイパビリティは他のスキルや手段と補完的に活用されるべきです。
2024年11月16日土曜日
フェイクの時代
兵庫県内の市長会有志21名は(後に22名)、県政の安定と発展を願い、稲村和美氏への支持を表明しました。稲村氏は尼崎市長時代に財政健全化を果たし、幅広い支持を得ています。特定の政党に依存せず、県民に寄り添った政策を掲げる姿勢が評価され、県政の混迷を収束させるリーダーとしての資質が期待されています。この動きは、自民党県議団の一部からの支持も含め、兵庫県の新たな出発に向けた重要な一歩です。なぜ,このような異例の声明が出されたかというと,「兵庫県政は混乱、混迷し、現在行われている兵庫県知事選挙においても誹謗中傷が行われるなど、大変愛うべき状況です。」 だからである。
兵庫県市長会のうち有志22市長○のリスト(22/29)_神戸市長 久元喜造○姫路市長 清元秀泰○尼崎市長 松本眞_明石市長 丸谷聡子(泉・西村)○西宮市長 石井登志郎○洲本市長 上崎勝規_芦屋市長 髙島崚輔(維新)○伊丹市長 藤原保幸○相生市長 谷口芳紀_豊岡市長 関貫久仁郎○加古川市長 岡田康裕○赤穂市長 牟礼正稔_西脇市長 片山象三○宝塚市長 山﨑晴恵○三木市長 仲田一彦○高砂市長 都倉達殊○川西市長 越田謙治郎○小野市長 蓬萊務_三田市長 田村克也(泉)○加西市長 高橋晴彦○丹波篠山市長 酒井隆明_養父市長 大林賢一○丹波市長 林時彦○南あわじ市長 守本憲弘○朝来市長 藤岡勇○淡路市長 門康彦○宍粟市長 福元晶三○加東市長 岩根正○たつの市長 山本実
P. S. どうやら,ことの本質は西村康稔による旧来型の選挙手法によって動員された倫理法人会に統一協会や維新の会などが,立花孝志やネトウヨSNSの曇の中で活動しているものらしい。これによって,リアルとネットの両面からの攻撃が成功しているというパターンだ。石丸現象と同じ構造なのかもしれない。
[1]斎藤元彦さんは既得権益のオモチャでしかない(菅野完)
2024年7月13日土曜日
AI-PC
Q(koshix):(先ほどの説明文↑)+ パーソナルコミュニケーターの具体的な利用イメージをいくつか例示してください。A(Claude 3.5 Sonnet):ご提案いただいたAI-PC (Apple Intelligence - Personal Communicator)のコンセプトは非常に興味深いですね。人工知能を個人のコミュニケーション支援ツールとして活用し、人々の間の分断を解消しようという発想は素晴らしいと思います。具体的な利用イメージをいくつか例示してみましょう。1.異文化コミュニケーション支援:(日本の会社員Aさんがアメリカの取引先Bさんとビデオ会議をする場合)(1) 言語サポート:・Aさんの発言を英語にリアルタイム翻訳・Bさんの発言を日本語に翻訳・専門用語や業界特有の表現を適切に変換(2) 文化的コンテキスト補足:・Aさんの「検討させていただきます」という表現を、より直接的な英語表現に変換・Bさんの冗談や文化的な参照をAさんに分かりやすく説明(3) 非言語コミュニケーション支援:・アイコンタクトや表情、ジェスチャーの文化差を解説・適切な反応や相槌のタイミングを提案(4) ビジネスエチケットガイド:・各国の商習慣の違いをリアルタイムで注意喚起・適切な敬語や丁寧表現の使用をアドバイス(5) 会話の文脈理解と補足:・過去の会話履歴を参照し、関連情報を適宜提供・業界動向や企業情報を踏まえた発言の解釈補助(これらの機能により、AさんとBさんは言語や文化の壁を越えて、より深い相互理解と効果的なコミュニケーションを実現できます)この例では、AI-PCが言語の翻訳だけでなく、文化的な文脈や非言語コミュニケーション、ビジネスエチケットまでサポートすることで、異文化間のコミュニケーションをより円滑にしています。2.世代間コミュニケーション支援:(祖父母と孫のビデオ通話を想像してみましょう。AI-PCは以下のような支援を提供できます)・祖父母の方言や古い表現を、孫に分かりやすい現代語に置き換える・孫が使う最新のスラングや若者言葉を、祖父母に説明する・話題に出てきた時代背景や歴史的出来事について、世代間の認識の違いを補足説明する・聴力の低下した祖父母のために、孫の声を適切に増幅したり、字幕を表示したりする3.障害者とのコミュニケーション支援:(聴覚障害者と健聴者の対話を例に取ると)・健聴者の音声を自動で字幕化し、聴覚障害者に表示する・聴覚障害者の手話を認識し、音声や文字に変換して健聴者に伝える・周囲の重要な音(ドアベル、警報音など)を視覚的に通知する・音声のトーンや感情を視覚的に表現し、ニュアンスを伝える4.遠隔地間のコミュニケーション強化:(異なる時間帯で生活する家族や友人とのコミュニケーションを支援します)・メッセージの送受信を最適な時間帯に調整し、相手の生活リズムを乱さないようにする・長期間の会話履歴を分析し、重要なイベントや話題を要約して提供する・バーチャル空間を利用し、離れていても一緒にいるような体験を創出する・各地の天候や季節の違いを考慮し、適切な話題を提案する5.ペットとのコミュニケーション支援:(ペットの行動や状態を解析し、飼い主とペットのより良い関係構築を支援します)・ペットの鳴き声や体の動きを分析し、その意味(空腹、不快、遊びたいなど)を解釈する・ペットの健康状態をモニタリングし、異常を早期に検知して飼い主に通知する・飼い主の声や指示をペットが理解しやすい形(音の高さや長さなど)に変換する・ペットの種類や個性に基づいた適切な接し方をアドバイスするこれらの例は、AI-PCが単なる情報処理や翻訳ツールを超えて、人々の相互理解と効果的なコミュニケーションを促進する可能性を示しています。このコンセプトをさらに発展させることで、技術の進歩が人々を分断するのではなく、むしろ結びつけるツールとなる可能性があります。
2024年7月8日月曜日
東京都知事選挙(4)
2024年6月29日土曜日
月裏面サンプルリターン
嫦娥4号月裏面着陸からの続き
最近, マスコミの水準がかなり衰えているような気がする。老化する自分の理解力や思考力も衰えつつあるが,それを上回る勢いだ。NHKのニュースには毎日のように言葉の訂正のお詫びが入る。鋭い政治的なつっこみはほとんどみられず,公平を装いながら為政者へのステルス忖度を重ねている。威勢がいいのは,芸能スキャンダルや生け贄になる弱者を見つけたときだけだ。
マスコミ記者達の情報源が手軽なネット検索になってしまったため,SNSから情報をかき集めてそのまま右から左に紹介するような(自分のようなブロガーはそうなりがちだけれどさ)ことを繰り返している。深い分析や考察はマイナーなごく一部の番組だけだ。こうして,エコーチェンバーで増幅されたセンセーショナリズムが横行する。
さて,ニュース記事を書くのも生成AIに任せれば,記者は楽々仕事を済ませられる。政治家へのインタビューで俯いてパソコンに向かいボイスレコーダに頼る記者の行き着く先だ。ダブルチェックの替わりに複数の生成AIに書かせて平均をとればよい。それなら,新聞もテレビもいりませんよね。いや,生成AIがそれなりの答えを返すのは,リアルな情報源があるからのはずだ。なんだか面倒で鬱陶しい自己参照ループが発生しそうな予感。
そこで一つの見本を考えてみる。これにもう少し手を加えればニュースの出来上がりだ。
Q(koshix):嫦娥6号と月面探査や月の裏面からのサンプルリターンに関する情報を,新聞のニュース記事のような形でまとめて,解説を加えてください。Q(koshix):月面の着陸日時と場所の情報がありません。月面探査ローバーの名称がありません。Q(koshix):ありがとうございます。普通日本語の新聞では,である調を用いますので,それに合わせた修正記事にしてください。A(Perplexity PRO):中国の無人月面探査機「嫦娥6号」、月の裏側からのサンプルリターンに成功中国の無人月面探査機「嫦娥(じょうが)6号」が、世界で初めて月の裏側からサンプルを採取し、地球に帰還した。この歴史的なミッションは、2024年6月25日に完了し、月の裏側の謎に迫る重要な一歩となった。ミッションの概要嫦娥6号は2024年5月3日09:27 UTC(協定世界時)に中国海南島の文昌衛星発射センターから長征5号ロケットによって打ち上げられた。6月1日22:23 UTCに、月の南極付近の南極エイトケン盆地内のアポロクレーター南部(南緯41.6385度、西経153.9852度)に着陸した。探査機は約2kgの土や岩石のサンプルを採取し、6月3日23:38 UTCにサンプルを搭載した上昇機が月面から打ち上げられた。6月6日06:48 UTCに上昇機が周回機(オービター)と月軌道上でドッキングし、07:24 UTCまでにサンプルが帰還機(リターナー)に移送された。6月25日、サンプルを収めたカプセルが中国内陸部の内モンゴル自治区シリンゴル盟ドルノド旗の指定地点に無事着陸した。中国国家航天局(CNSA)の張克倹局長がミッションの成功を宣言し、習近平国家主席も「歴史的な成果」と称賛した。
月面探査ローバー今回のミッションには小型の月面探査ローバー「移動相机」(Yidong Xiangji)が搭載された。このローバーは月面で短距離を走行し、赤外分光法による月面の観測や嫦娥6号着陸機の撮影を行った。月の裏側探査の意義月の裏側は地球から見えず、クレーターが多く平坦な地形が少ないため、これまで探査が困難であった。中国は2019年に嫦娥4号で初めて月の裏側への着陸に成功しており、今回の嫦娥6号は裏側からのサンプルリターンという新たな挑戦であった。月の裏側には希少元素や水を含む氷が存在する可能性があり、科学者たちの注目を集めている。今回のサンプル分析により、月や地球、太陽系の進化に関する新たな知見が得られると期待されている。技術的課題と解決策月の裏側は地球との直接通信が不可能なため、中国は2024年3月に中継衛星を打ち上げ、嫦娥6号と地球間の通信を確保した。この通信上の課題を克服したことで、高難度のミッションを成功させることができた。この嫦娥6号のミッション成功は、中国の宇宙開発計画における重要な節目となり、月探査の新時代の幕開けを告げるものとなった。今後の分析結果が、月と地球の関係や太陽系の形成過程に新たな光を当てることが期待されている。
Q(koshix):中華人民共和国の月開発計画について,年代,プラン名,内容の一覧を作ってください。日本語でお願いします。A(Claude 3.5 Sonnet):承知しました。中華人民共和国の月開発計画について、年代、プラン名、内容の一覧を日本語で作成します。年代 プラン名 内容2004年 中国探月工程(嫦娥計画)開始長期的な月探査計画の立ち上げ2007年 嫦娥1号 最初の中国製月周回衛星2010年 嫦娥2号 改良型月周回衛星、小惑星フライバイも実施2013年 嫦娥3号 最初の中国製月面軟着陸機と月面探査車(玉兎号)2018年 嫦娥4号 月の裏側への世界初の軟着陸と探査2020年 嫦娥5号 1976年以来初の月のサンプルリターン任務2024年 嫦娥6号 月の裏側からのサンプルリターン計画2026年 (予定)嫦娥7号 月の南極地域の資源探査2028年 (予定)嫦娥8号 月面基地技術のテストと実証2029-2030年(予定)有人月面着陸2名の宇宙飛行士による月面着陸計画2030年代(予定)国際月面研究ステーション ロシアなど他国と協力して月面基地を建設する計画この計画は、軌道周回(フェーズI)、着陸と探査(フェーズII)、サンプルリターン(フェーズIII)、そして月面基地の建設(フェーズIV)という段階的なアプローチを取っています。中国は着実に月探査の能力を向上させ、最終的には持続可能な月面プレゼンスの確立を目指しています。
これに相当する記事が,6月26日の日本経済新聞 朝刊3面に掲載されている。ところが,嫦娥計画の開始年や嫦娥4号の年代が誤っている。上記のClaude 3.5 Sonnetによるものは,英語版のWikipediaのChiniese Luna Exploration Program の内容のpdf出力を読み込ませてまとめたものであり,中国語版のWikipedia の中国探月工程 とも一致している。たぶん,日経の記者は日本語版wikipediaで確認しただけなのではないかという疑惑がある。まあ2019年の方は着陸したのが1月だからあながち間違いではないけれど。
それにしても,中国は着実に宇宙計画を進めている。日本が乏しい予算のなかででフラフラになりながら足掻いている(個人の主観です)のとは大きな違いである。
2024年2月27日火曜日
人民の敵
2024年2月24日土曜日
東京株式市場
A(Gemini):東京株式市場の株価指標が最高値を更新している一方で、他国の株価指標との比較で、日本の経済状況が必ずしも全ての階層にとってプラスの方向にあるとは言い切れない状況ですね。確かに、一部の指標は過去最高値を更新していますが、日本社会全体が豊かになっているとは言い難い現状は、多くの方が感じていることでしょう。今後、日本社会がどのように変化していくのか、いくつかの観点から考察してみましょう。1. 人口減少と高齢化社会日本は世界でもトップクラスの人口減少と高齢化社会に直面しており、労働力人口の減少は経済成長の大きな阻害要因となります。このまま何も対策を講じなければ、社会保障制度の崩壊や経済の停滞など、様々な問題が発生する可能性が高いです。2. イノベーションの加速一方、AIやロボットなどの技術革新は、労働力不足を補うだけでなく、新たなビジネスチャンスを生み出す可能性を秘めています。これらの技術を積極的に活用することで、日本の経済活性化に繋がる可能性があります。3. 格差拡大近年、日本社会では所得格差や富の格差が拡大しており、社会の不安定化を招く懸念があります。格差拡大を抑制するためには、教育や社会保障制度の改革など、様々な取り組みが必要となります。4. グローバル化グローバル化が進む現代において、日本は国際社会における競争力を強化していく必要があります。そのためには、規制緩和や外国企業の誘致など、経済活性化に向けた政策が必要となります。5. 地方創生人口減少が進む地方では、地域経済の活性化が喫緊の課題となっています。地方創生に向けた取り組みとしては、観光業の振興や新規事業の創出などが挙げられます。これらの課題を克服し、持続可能な社会を実現するためには、政府、企業、そして国民が一体となって取り組んでいくことが必要不可欠です。今後の日本社会は、様々な課題を乗り越え、より良い方向へ変化していく可能性を秘めています。以下、いくつかの可能性を挙げます。・AIやロボットなどの技術革新により、労働力不足を補い、経済成長を実現する。・格差拡大を抑制し、全ての人が豊かさを享受できる社会を目指す。・国際社会における競争力を強化し、世界に貢献する国となる。・地方創生により、地方と都市の格差を縮小し、活気ある地域社会を実現する。これらの課題は決して簡単ではありませんが、解決に向けて努力することで、より良い未来を築くことが可能となるでしょう。未来は私たちの手で創り出すものです。一人一人が積極的に社会に関心を持ち、行動していくことが、日本社会の未来を形作る重要な鍵となるのです。
2023年7月10日月曜日
エアレボルーション
2023年7月9日日曜日
警告メッセージ
ご存知のこととは存じますが、Blogger のコミュニティ ガイドライン では、Blogger で許可されるコンテンツと禁止されているコンテンツについて概説されています。Blogger では、お客様の「 Bluesky(2)」というタイトルの投稿について審査の必要があるとの報告を受けました。審査の結果、この投稿には慎重に扱うべきコンテンツが含まれていると判断し、投稿を閲覧しようとした読者に警告メッセージが表示されるようにいたしました (投稿の URL: 略)。読者がこの投稿とブログを閲覧するには、この警告を承諾する必要があります。
さらに,
お客様のブログ投稿に警告メッセージが表示されるようになった理由:この投稿のコンテンツが、アダルト コンテンツに関する Blogger のポリシーに違反していることが判明いたしました。
えーっ,それはないわ。修正して再審査を申し込めということだけれど,どこがアダルトなのかさっぱりわからない。さらに熟考してみると,どうやら参考コードのなかの英文字列がやや微妙だったことに気付いた。これを直して再審査を申し込んだがなしのつぶてである。
しかたがないので,新しく微修正版(アルファベット3文字×2箇所修正)を投稿したところ無事にパスした。
教訓:言論や表現の自由は,その手段をAIでブラックボックス化されたビッグビジネスに握られている限り,常に風前のともしびであり,相当なコストを費やすことなしに説明責任など果たされることは期待できない。分散IDと分散SNSの普及が待たれる。
2023年6月21日水曜日
メディアリテラシー教育の原理
1. メディアリテラシーの概念を拡大する。それは全てのメディア形態を含み,意識的なメディアの消費者と創作者を育成するために複数のリテラシーを統合するものである。2. すべての人が,自分の背景,知識,スキル,信念を用いてメディア体験から意味を創り出すことができる学習者であると想定する。3. 好奇心,柔軟な思考,自己反省的な探求を優先する教育方法を推進する。ただし,理性,論理,証拠を重視することを踏まえながら。4. 学習者が,絶えず変化するメディアの風景を通じて体験,創造,共有するメッセージについて,積極的な問い掛け,反省,批判的思考を行うことを奨励する。5. 学習者に対して,統合的で,学際的で,対話的で,年齢と発達段階に適したスキル向上の機会が継続的に必要であるようにする。6. 個々の人々がメディアを作成し共有する際に多くの倫理的責任を果たす,参加型のメディア文化の発展を支援する。7. メディア機関は社会化,商業,変化の担い手として機能する文化的および商業的な存在であると認識する。8. 公共の福祉のための健全なメディア環境は,メディアおよび技術関連企業,政府,市民間での共有の責任であると主張する。9. メディア産業の社会における役割についての批判的な探求を重視する。メディア産業が,権力の仕組みにどのように影響を与え,また影響を受けているかを含め,公平性,包括性,社会正義,持続可能性に影響を与えるものだから。10. 個人が,民主主義社会の中で,情報を得,反省し,関与し,社会的責任を負う参加者となるよう支援する。
2023年6月8日木曜日
会話行動に関する調査
2023年6月7日水曜日
社会生活基本調査
社会生活基本調査は,統計法に基づく基幹統計調査として,生活時間の配分や余暇時間における主な活動(学習・自己啓発・訓練,ボランティア活動,スポーツ,趣味・娯楽及び旅行・行楽)を調査し,国民の社会生活の実態を明らかにするための基礎資料を得ることを目的として5年ごとに実施しています。
というもので,直近は令和3年(2021年)版だ。詳細行動分類による生活時間に関する結果が昨年の12月に公表されている。ここにスマートフォン・パソコンの使用時間があった。使用者率が65%,平均使用時間(使用者についての)が4.29時間である。この調査は,10歳から75歳以上を対象としているため,情報通信メディアの利用時間(6時間)に比べれば,値が小さくなるのはしかたがない。14歳以下や65歳以上をのぞけば,使用者率78.9%,平均使用時間4.89時間程度にはなるので,6時間にはとどかないがまあ同じオーダにはなっている。
使用者率が78.9%というのは低すぎるような気がするのだけれど・・・。
2023年6月6日火曜日
情報通信メディアの利用時間
シンセティック・メディア(2)からの続き
視聴覚メディアからの影響と実体験や対面コミュニケーションによる影響を考えるための基本情報は何かと考えた。とりあえず,視聴覚メディアに接している時間ならばデータがあるかもしれないと思って,調べたところ,総務省の「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」というのが見つかった。
とりあえず分かったことは次の通り。2023年6月5日月曜日
シンセティック・メディア(2)
シンセティック・メディア(1)からの続き
シンセティック・メディアが普及すると,世界の様々な事象の真偽が不確実になる。とはいうものの,今だって状況はそれほどかわらないかもしれない。(1) 商業的なマスコミュニケーションの登場(新聞?雑誌?テレビ?)により,大衆迎合的な偏向が生じていること。(2) インターネットの登場(SNS?)により,情報発信の閾が下がるとともに,政治的な宣伝工作等も要因とするネトウヨ的言説の拡散がエコーチェンバーで増幅されること。などなど。
人は,家庭や周囲の人々との対話,学校や職場での組織における活動,マスメディア等を通じた報道や文化の情報伝達によって,世界認識の枠組みが形成される。そのうち実体験や対面のコミュニケーションではない,視聴覚メディアを媒介する寄与分はどの程度だと推定されるのだろうか。この視聴覚メディアの媒介する部分を,シンセティック・メディアが覆いはじめることになる。
その視聴覚メディアについて,大学に入ってからの自分で考えてみる。1972年から1997年までは,新聞・テレビ・ラジオ・雑誌・本が情報源だった。1997年以降はメーリングリスト・ネットニュース(fj)・ウェブから始まり今では,ブログ・ネット記事・YouTubeが主要な情報源になっている。紙でできた本や雑誌はほとんど買わなくなってしまった。2022年以降は,それらがさらに,AIに媒介されるテキスト,シンセティック・メディアに媒介される情報に置き換わることになる。
そのような環境の中で育つとき,ものごとの真偽を判定する能力を獲得することが可能なのだろうか。これは,結局フランシス・ベーコンの4つのイドラの話にまで戻るということなのか。
2023年6月4日日曜日
シンセティック・メディア(1)
シンセティック・メディアとは、リアルな音声付き動画をAIによって作り出す動画合成技術である。事前に用意したテキストと人(映像、音声)のデータからAIが学習し、その人が本当に話しているような動画の生成が可能である。
深層学習に基づく生成系AIブームのはじまりは,OpenAIのDALL-Eだったけれど,半年前のChatGPT(2ヶ月半前のGPT-4)の登場によって話題は,対話型文書生成AIのほうに集中してしまった。そうこうしているうちに,並行して,AIによるリアルタイムボイスチェンジャーが我々の手元にまできている。
AI革命の第1段階である対話型文書生成AIの応用範囲と実用性は非常に高い。オフィスワークの中で,単純作業よりはむしろデータ分析やクリエーションなどの高い技術を必要とされる分野でのインパクトが大きい。対話型文書生成AIは, (1) 自然言語によるUIインターフェイスを提供するものであることが,プラグインの登場によりますます明らかになると同時に,(2) 汎用的なテキスト処理ツール としての役割が認識され,企業にはすでに浸透しはじめている。
第2段階が,対話型文書生成AIのマルチモーダル化であり(GPT-4は既に実現しているのかもしれないが),その進化系としてのシンセティック・メディアの普及になる。NHKのAIによる音声ニュースが,2018年からはじまった中国の新華通訊社のAIアナウンサーに追いつくのはいつのことだろう。ChatGPTで議論されていることの多くが,MR環境のもとでシンセティック・メディアに進化することになるのだろうか?AppleのWWDCで高くて無駄に高機能だといわれるゴーグルが発表されるのも間近らしいけど。
2019年にNHKのAI美空ひばりが一時話題になったとはいえ,シンセティック・メディアの話題はいまのところ,フェイクニュースが中心となっている。さきほどあげた国立情報学研究所のYouTubeでも,フェイク映像をディープラーニングによってどうやって見破るかという話が中心だった。
2023年5月19日金曜日
生成 AI と報道
(1)生成 AI による報道コンテンツ利用をめぐる見解(2)言論空間の混乱と社会の動揺(3)個人情報保護上の懸念(4)現行著作権法や法改正に至る過程の問題点(5)報道機関の著作物等をめぐる課題(6)不透明な運用実態、権利者への不十分な情報開示
(著作物に表現された思想又は感情の享受を目的としない利用)第三十条の四 著作物は、次に掲げる場合その他の当該著作物に表現された思想又は感情を自ら享受し又は他人に享受させることを目的としない場合には、その必要と認められる限度において、いずれの方法によるかを問わず、利用することができる。ただし、当該著作物の種類及び用途並びに当該利用の態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りでない。一 著作物の録音、録画その他の利用に係る技術の開発又は実用化のための試験の用に供する場合二 情報解析(多数の著作物その他の大量の情報から、当該情報を構成する言語、音、影像その他の要素に係る情報を抽出し、比較、分類その他の解析を行うことをいう。第四十七条の五第一項第二号において同じ。)の用に供する場合三 前二号に掲げる場合のほか、著作物の表現についての人の知覚による認識を伴うことなく当該著作物を電子計算機による情報処理の過程における利用その他の利用(プログラムの著作物にあつては、当該著作物の電子計算機における実行を除く。)に供する場合
2023年5月1日月曜日
ChatGPTの認知度
(1) レポートや課題を自分の代わりに書かせてしまえること。 6(4) ニセの情報や不正確な情報が正しいとして拡散すること。 6(3) 個人情報や組織情報等をうっかりと提供してしまうこと。 4(5) 特定の考え方に無意識に染まってしまう危険があること。 1(2) AIとの対話にはまってしまいひきこもりが発生すること。 0
まあこんなものかもしれない。
2023年1月12日木曜日
量子の冬
2023年1月6日金曜日
新聞も消える
SNSの時代が,この先どう変容するか,予見することはできない。だが,埋もれた事実を果断・公正に報道し,誤りがあればお詫(わ)びと訂正を出して品質を担保し,分断の時代に広い言論のフォーラムを提供するというこれまでのメディアの機能と役割は,どのような時代でも,欠かせない民主主義のインフラであり続けるだろう。