芥川龍之介が「蜘蛛の糸」を発表して百年。高二の秋の文化祭,クラスの仮装行列のテーマが 蜘蛛の糸だった。お釈迦様の極楽タワーの竹を近所から切り出し,地獄の焔と煙の絵を描いた。犍陀多に続いて蜘蛛の糸(登山部の赤いザイル)に群がる地獄の亡者だったころ。
2024年12月11日水曜日
小春日和
2024年8月8日木曜日
涼風至
2024年4月1日月曜日
エイプリルフール
2023年11月15日水曜日
忘れ物
2023年9月20日水曜日
古稀
唐の詩人杜甫の詩・曲江(きょっこう)「酒債(しゅさい)は尋常行く処(ところ)に有り 人生七十古来稀なり」(酒代の付けは私が普通行く所には、どこにでもある(しかし)七十年生きる人は古くから稀である)が典拠。
朝 回 日 日 典 春 衣毎 日 江 頭 尽 酔 帰酒 債 尋 常 行 処 有人 生 七 十 古 来 稀穿 花 蛱 蝶 深 深 見点 水 蜻 蜓 款 款 飛伝 語 風 光 共 流 転暫 時 相 賞 莫 相 違
春の衣を質入するのだからどの季節かと思えば,花に蝶が飛ぶ春だった。この詩の時代は盛唐(710-766),日本の奈良時代である。曲江は長安の東南隅に作られた池で現在は一面の畑というのは昔の話。
還暦は満60歳数えで61歳の祝いだが,古稀は満69歳,数えで70歳に対応する。で,本日9月20日(空の日)で満70歳の自分にとっては古稀が終る日になる。しばらく前から気分はずっと70歳だったのでそれはそれでよし。
2023年1月27日金曜日
エアポケット(2)
2023年1月26日木曜日
エアポケット(1)
2022年1月9日日曜日
寒中見舞い
2019年3月に定年退職したのを機に,2019年の正月から年賀状をやめて3年目になる(あれ,4年目かな,あるいは2020年の正月からかな・・・)。このように人間(老人)の記憶はあやふやなものだ。
世間のしがらみからは完全に逃れるだけの勇気がないので,親戚の一部には今でも年賀状を出している。出していない友人などからの年賀状を受け取った場合には,なるべく寒中見舞いを出す。記憶回路が劣化しつつあるのでときどき忘れるかもしれない。
寒中見舞いはいつ出すものかと,早速インターネットで確認してみた。二十四節気の小寒から大寒にかけてということで,1月5日ごろから2月4日ごろとなる。これが過ぎればもう立春だ。そうすると暑中見舞いは,立秋まえの小暑から大暑にかけての7月7日ごろから8月6日ごろなので,前半は梅雨がまだ明けていないわけか。
さらに,立秋は残暑見舞い,立春には余寒見舞いと続くが,これは出したことがない。と思う。
ところで,年賀はがきの発行枚数は年々減少している。ピーク時の2003年には44億枚だったものが,2021年には18億枚であり,最近5年間では,平均2.9億枚づつ(-12%)減っている。2011年から2016年までは平均1.2億枚(-3.6%)でなので,発行枚数の減少は加速化している。この調子だと2028年(ちょうど自分が後期高齢者の75歳に差しかかるころ)には,年賀はがきの発行は0となってしまう計算だ。我々昭和世代とともに,はがき・手紙・新聞などの文化は消えていくのかもしれない。
2021年11月10日水曜日
2021年9月7日火曜日
白露
今日から仲秋,白露の草露白(くさのつゆしろし)。
以前は,立秋に入りお盆を過ぎた頃からシャワー後にヒンヤリとした空気を感じていたが,今年は今日初めてちょっと涼しさを感じた。ということは1ヶ月くらい体感気温カーブがシフトしているのかもしれない。あるいは年のせいで感覚が鈍っただけなのかも。
東京オリンピック・パラリンピックが閉幕し,菅政権もまもなく終わる。新型コロナ感染症は東京も大阪もそろそろ第5波がピークアウトしているようだ。しかし,重症者・死亡者のピークは30日遅れているのでこれからとなる。このままいけば10月が新規感染者数の谷で11月以降に第6波が立ち上がるのかもしれない。
自民党の総裁選挙を巡るニュースがだらだらと続いて自民党の支持率を底上げしている。キーエンス,村田製作所,任天堂が入れ替わりで入った日経平均も政権交代に向けた大盤振る舞いを期待して一時3万円になった。
そういえば,総裁選の派閥縛りに反対して自主投票を求めた派閥横断若手グループの代表というのは,細田派の福田達夫(1967-)なのだ。福田康夫(1936-)の長男,福田赳夫(1905-1995)の孫。まあ,奈良2区の極右・新自由主義の高市早苗(1961-)をのさばらせないためにがんばってほしい。
2021年1月27日水曜日
趣味
趣味は何ですかと問われて困ることが多い。しばらく前は,「文楽鑑賞」と「読書」だったはずなのだが,コロナの影響で観劇もままならず,かといって読書力が筋力に比例して衰えているため,鉄棒にぶら下がっても1回も懸垂ができないようなざまである。
昨日,YouTubeではどんな内容が多いのか,はたまたYouTubeを教育で利用することができるのかどうかを調べるために,ランキングサイトであるユーチュラのタグをざっとながめていた。趣味でいうと,音楽と鉄道と料理と車とスポーツが目についた程度であり,どうも,まだ見残しがあるような気がしてならない
そもそも世の中の趣味にはどんなものがあるのだろう。ググっていると「趣味探し図鑑」にたどり着いた。しかし,どうもYouTubeにはここにでてくる趣味に該当する大きな集団は(先程の例以外では)見当たらなかった。
さて,その趣味探し図鑑に,60代男性のおすすめ趣味ランキングなるものがあったので,ここに紹介する。うーん,なんだかとても微妙なのだ。趣味の「数学」のランクの高さと,よくわからない「大人の塗り絵」に驚いてしまった(塗り絵会社の宣伝だろう)。10代女性のおすすめとかになると,かなり雰囲気が違うのだけれども,ついていけない感は,60代男性のおすすめの場合と大差はない。
1 ひとり旅2 楽器演奏
3 ツーリング・バイク
4 歴史
5 大人の塗り絵
6 電子工作○
7 数学○
8 絵画
9 彫刻
10 散歩・ウォーキング○
11 貯金・節約
12 家庭菜園・ベランダ菜園
13 レザークラフト
14 写真・カメラ
15 登山・トレッキング
16 ドライブ
17 プラモデル○
18 パークゴルフ
19 習字・書道
20 漬物づくり
21 ドローン・レース
22 DIY
23 株式投資
24 語学(英語以外)
25 アーチェリー
26 陶芸
27 麻雀
28 天体観測
29 釣り
30 料理
31 筋力トレーニング
32 コーヒー(珈琲)
33 瞑想・座禅
34 蕎麦打ち
35 ガーデニング
36 ゴルフ
37 温泉巡り
38 ペン字
39 読書○
40 盆栽
41 ボウリング
42 日本酒・地酒○
43 果実酒づくり
44 作曲・DTM
45 自動車競技
46 競馬
47 卓球
48 ファッション
49 マスターズ陸上
50 海外ドラマ鑑賞
51 クロスワードパズル
52 LEGO(レゴ)○
53 ヨガ
54 乗馬
55 小説執筆
56 熱帯魚飼育
57 テレビゲーム
58 日記
59 スキューバダイビング
60 俳句・川柳・短歌○
61 ボードゲーム
62 水泳
63 国内旅行・海外旅行
64 世界遺産巡り
65 Q&Aサイト回答
66 社交ダンス
67 合唱
68 劇団・舞台演劇
69 ダーツ
70 映画館・映画鑑賞
71 MMORPG
72 動画編集○
73 囲碁
74 FX
75 競艇
76 ドッグスポーツ
77 将棋
78 昆虫飼育
79 ワイン
80 科学・科学実験○
81 ビリヤード
82 トライアスロン
83 ミュージカル鑑賞
84 アニメ鑑賞
85 ゲートボール
86 トレーディングカード
87 野球
88 スポーツ観戦
89 オートレース
90 競輪
91 チェス
92 サッカー
番外 プログラミング○
2020年6月1日月曜日
紀州加太
日本の緊急事態宣言が終わって,6月からは学校なども徐々に再開されている。しかし,問題が解決しているわけではないので,一進一退が続く。一方,世界の感染の中心は南半球に移ったのかもしれない。ロシアやインドでの増加も目を離せないが,ブラジル・ペルー・チリ・メキシコと中南米での感染者の急増が顕著になってきた。
政権支持率は下がったとはいうものの,まだまだ一定の数を維持するとともに,吉村人気から日本維新の会の政党支持率が上昇して自由民主党の減少分を補填している。官邸=経済産業省の暗躍により,アベノマスク(まだ到着していません)だけでなく,持続化給付金事業をダミーの一般社団法人サービスデザイン推進協議会が受注した後に,事業の再委託を受けた広告大手の電通がさらに人材派遣のパソナやIT業のトランスコスモスに業務を外注していたという二重三重の税金の中抜きがあらゆる場面で進行中。
決定プロセスの不透明なブルーインパルスは,自衛隊中央病院の美しいカメラアングルの報道では,都立駒込病院の玄関から病院名を含めた上空写真とのモンタージュによって,NHKの印象操作映像が作られていた。教科情報のメディアリテラシーなんてものはくその役にも立たない。学ぶべきは,自然科学であり社会科学であり歴史と人文学である。
アメリカでは黒人反差別暴動とトランプによるSNS抑圧,日本のTwitter Japanでは大量のリベラル派ブロックが進行している今日この頃。