芥川龍之介が「蜘蛛の糸」を発表して百年。高二の秋の文化祭,クラスの仮装行列のテーマが 蜘蛛の糸だった。お釈迦様の極楽タワーの竹を近所から切り出し,地獄の焔と煙の絵を描いた。犍陀多に続いて蜘蛛の糸(登山部の赤いザイル)に群がる地獄の亡者だったころ。
2024年6月8日土曜日
カラスに襲われる
2024年5月31日金曜日
無書店自治体
・TSUTAYA WAY書店天理店(田井庄町481−5)・未来屋書店 天理店(東井戸堂町381 イオンタウン)・ヤマト屋書店(別所町80−6)・おやさと書店 三島店・Books道友(三島町432−1)・おみちの書籍 天理書房(川原城町306−1)・海老山書店(川原城町72)・西廼書店(柳本町1255)・大塚書籍文具店(櫟本町2423−1)
2024年5月11日土曜日
時計修理
2024年5月4日土曜日
吉野
2024年4月29日月曜日
高齢者講習
2024年3月14日木曜日
春日祭
2024年2月23日金曜日
お水おくり
2024年2月22日木曜日
東大寺修二会
2024年2月21日水曜日
工場跡事務室
2023年11月12日日曜日
奈良の神社寺院
また,神道の系列別のベスト7は次のようになる。八王子神社も散歩でよく見かける。奈良市 396 12%五條市 238 7%宇陀市 229 7%橿原市 214 7%大和郡山市 193 6%桜井市 156 5%天理市 155 5%その他 1602 50%
春日系列 146 20%八幡系列 139 19%祇園系列 83 11%天神系列 81 11%八王子系列 39 5%伊勢系列 35 5%稲荷系列 24 3%その他 188 26%
浄土真宗本願寺派 424 24%浄土宗 318 18%融通念仏宗 205 11%高野山真言宗 164 9%真宗大谷派 100 6%曹洞宗 74 4%真宗興正派 67 4%その他 441 25%
2023年11月11日土曜日
融通念仏宗
2023年4月26日水曜日
URLを教えてもらう
2023年3月8日水曜日
行政文書
この法律において「行政文書」とは、行政機関の職員が職務上作成し、又は取得した文書(図画及び電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られた記録をいう。以下同じ。)を含む。第十九条を除き、以下同じ。)であって、当該行政機関の職員が組織的に用いるものとして、当該行政機関が保有しているものをいう。ただし、次に掲げるものを除く。一 官報、白書、新聞、雑誌、書籍その他不特定多数の者に販売することを目的として発行されるもの二 特定歴史公文書等三 政令で定める研究所その他の施設において、政令で定めるところにより、歴史的若しくは文化的な資料又は学術研究用の資料として特別の管理がされているもの(前号に掲げるものを除く。)
(文書主義の原則)第12条 職員は、文書管理者の指示に従い、法第4条の規定に基づき、法第1条の目的の達成に資するため、総務省における経緯も含めた意思決定に至る 過程並びに総務省の事務及び事業の実績を合理的に跡付け、又は検証するこ とができるよう、処理に係る事案が軽微なものである場合を除き、文書を作成 しなければならない。
2023年2月26日日曜日
水木十五堂
大和の歴史や地誌の研究を進める一方,漢詩,和歌,俳句,書画,狂歌から茶道,演劇等を通じ,多くの文人や芸術家と交流し,幅広い分野であらゆる収集を行い,その数7,000点あまり,『水木コレクション』として,今日に受け継がれている。中近世の古文書,近世の刊本,近世から近代の絵地図,文化人の書状など多岐にわたる膨大な資料群であり,学術的に貴重な資料も多く含まれている。特に異彩を放つのが,『水木の大福帳』と呼ばれる半紙四分の一大の帳面であり,300冊以上にものぼる大福帳には,多くの学者や文人,芸術家などあらゆる階層の人たちが署名やコメント,似顔絵などを残している。まさに時代の息吹が直接伝わる貴重な資料である。(大和郡山市ホームページより引用)
2023年1月14日土曜日
傾城恋飛脚
2023年1月5日木曜日
小鍛冶
三条の小鍛冶宗近は剣を打てとの勅命を受けるが相鎚あいづちの者がいないので当惑し,稲荷明神に祈誓に行く。すると童子が現われ,力を貸し与えようといって消える。宗近が用意を整えると,稲荷明神が現われて相鎚をつとめ,名剣小狐丸ができあがる。
稲荷明神が頭に狐の型をつけていた。何も知らないジージは,頭にネコがいるというと,すーちゃんは違うよと。イヌだ。うぅうん。キツネかなというと,そうだよとやっとOKが出た。すーちゃんは何でキツネだとわかったのだろう。
2022年11月8日火曜日
世阿弥の佐渡状
2022年11月7日月曜日
NARASIA
2022年7月28日木曜日
しかせんべい
奈良県民になって30年,奈良の名所も一通り訪れた。ときどきテレビでは,鹿せんべいを買った人が鹿に追いかけられて往生している場面が映る。これを見て,あ〜素人だぁ(こどもならしかたないけど)と即席奈良県民は余裕のよっちゃんで笑っていた。
さて,夏休みの孫たちを連れて,久しぶりに奈良公園で鹿にせんべいを与える行事が勃発した 。バーバの指示で,一束200円に値上げされてしまったせんべいを二束,乾いた寡黙な婆さんから購入した。おつりの百円玉をもらった瞬間を合図に,近くで待機していた鹿チームがどわっと押し寄せてきた。
しかも,そのうちの数頭の牡鹿はとても立派で綺麗な角を持っていて,ぐいぐいぐいと迫ってくるのだ。鹿の角切りは秋の行事であり,今は,春に生まれた仔鹿が鹿苑を出て公園デビューしたばかりの時期。発情期ではなさそうなので,そこまで危険はないのかもしれない,が,しかし鹿の角は怖い。
昔,六甲山牧場に金沢から出てきた母親を連れて行ったことがある。牛といっしょに記念撮影をしようと近づいたところ,気分を害した牛に思い切り尾てい骨を突かれてしばらく痛かった。それ以来,互いに気持ちが通じにくい偶蹄目はちょっと苦手だ。
Wikipediaの鹿せんべいの記事では,食糧が不足する冬の時期の方が危ないと書いてあるが,まったく関係ありません。自分が鹿にせんべいをやるターンだったら,その場で包みを破って,ワアキャアいいながら片づけてしまえばいいようなものの,今回はこの二束の鹿せんべい,なんとか孫のすーちゃんまでバトンを繋がなければならない。
一番大きな角の鹿に迫られ,小突かれ,服を引っ張られながら,ようやくかーかへのバトンタッチに成功した,が,鹿はそんなこと関知しないので統一教会への追及の手を緩めない。クネクネ歩きでなんとかそれをかわしながら,鹿せんべい売り場の婆さんから70mほどでようやく彼らのテリトリー境界を越え,かろうじて脱出に成功した。
教訓:鹿せんべいを甘く見てはいけません。
2022年7月11日月曜日
テロリズムの定義
7月8日,週刊誌でスキャンダルが暴露された候補者がいる長野選挙区での応援を急遽取りやめて,それほど接戦が伝えられているわけでもない,政調会長高市早苗の地元奈良選挙区へ遊説にきた安倍晋三(1954-2022)が,近鉄大和西大寺駅前の演説会場で銃撃され心肺停止状態となった。その後,平城宮跡からドクターヘリで救急搬送され,5時間後に奈良県立医大附属病院で失血死した。地元のニュースにはついつい反応してしまう。
安倍晋三は自分よりちょうど1歳下で,誕生日も1日違いなので,どうも自分と性格が似ているように思えてならない。困ったものだ。NHKをはじめとしてマスコミは安倍の所業の負の側面には一言も触れず,その「功績(今でも異論があり歴史の評価に堪えられない)」をこれでもかと褒め称えることに終始していて気が滅入る。しかも喪服モードだよ。中曽根康弘(1918-2019)や石原慎太郎(1932-2022)のときよりたちが悪いかもしれない。
1980年の参議院選挙中に首相の大平正芳(1910-1980)が亡くなった。このとき自民党が大勝したように,今回も(そうではなくても自民・公明・維新が優勢だと伝えられている)同じ轍を踏みそうである。安倍晋三は,生前だけでなく死後にも日本社会に大きなダメージを与えるのか。希望が不在のパンドラの箱(希望カードは野党解体に使われてしまった)が開いてしまった。「安倍さんの悲願の憲法改正と防衛費倍増を!」というスローガンが目に浮かぶ。
マスコミや政治家の定型的なコメントでは,「このテロは言論の自由に対する挑戦だ」というような表現が使われている。しかし,これまで奈良県警から断片的に漏れてくる情報では,政治的なテロではないし,言論封殺を狙ったものでもない。政治家に対する暴力の連鎖がテロを誘導するといえばそうだろうし,宗教団体に対する局所テロとはいえるのかもしれないが。
2017年の逢坂誠二(1959-)の国会での質問主意書によれば,日本の法律上のテロリズムの定義は次のようなものである。
警察庁組織令第三十九条では、テロリズムの定義として、「テロリズム(広く恐怖又は不安を抱かせることによりその目的を達成することを意図して行われる政治上その他の主義主張に基づく暴力主義的破壊活動をいう。)」と規定されている。
特定秘密の保護に関する法律第十二条第二項では、テロリズムの定義として、「テロリズム(政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し、又は社会に不安若しくは恐怖を与える目的で人を殺傷し、又は重要な施設その他の物を破壊するための活動をいう。)」と規定されている。
容疑者が犯罪の動機としたのが「安倍と宗教団体との密接な関係が原因であり,安倍の政治信条への恨みからではない」からだとすれば,社会に不安若しくは恐怖を与える目的がないことは明らかなように(現時点では)思える。
トロツキズム,テロリズム,ヘイトクライムなどの言葉が意味をずらして,レッテリングに使われることには注意が必要だ。言論封殺が好きなのは,憲法改正で基本的人権の剥奪を目論んだ(でいる最中の)自民党右派の皆さんのはずなのに,安倍の死を逆手にとって,民主主義を守れというあやしげな選挙前キャンペーンを振りまいている。
P. S. まだ事件の全体像がはっきりしていない中,選挙前の7月9日のNHKスペシャルで「安倍元首相 銃撃事件の衝撃」が放送された。Twitterでは,選挙前に他にやることがあるだろうと非難轟々だった。これまでの映像材料をかき集めてざっくりと編集しただけの番組に,御厨貴(1951-)をよんできて,暴力で言論がゆがめられてはいけないとしゃべらせていた。今回の事件の本質の一つであるカルトと政治の関係にはまったく迫れていない。
[1]「宗教団体の名前を伏せる」「各局揃って喪服」……「安倍元首相銃撃事件」テレビ報道への4つの“違和感”(鎮目博道)
[2]アベさんに対する銃撃について思うこと(小出裕章)