宇宙・肉体・悪魔は,1929 年の著作なので,まだ電子計算機は誕生していない。したがって,機械がになう人工意識の概念もまだ存在しないかな?フィクションにおける人工知能によれば,1920年のR. U. R. (カレルチャペック)はあるけれど・・・Q(koshix):バナールの,宇宙・肉体・悪魔をアップロードしました。その内容を章ごとに要約してください。これを日本語に訳してください。A(GPT-4o):J.D.バナールの「The World, the Flesh & the Devil」の各章の要約を日本語に訳しました。第1章: 未来バナールは、未来には欲望の未来と運命の未来の2つがあると述べています。欲望は人間の希望や夢に駆動された未来のビジョンを表し、運命は宇宙の不可避な進行を包含します。バナールは、これら2つの側面を科学的予測を通じてどのように調和させるかを探求し、客観的な分析を行うために個人的な偏見を取り除くことの重要性を強調します。第2章: 世界この章では、物質世界とその未来の変革に焦点を当てています。バナールは、特に原子および亜原子構造の理解における物理学の進歩が、新しい材料やプロセスをもたらすと予測しています。これらの革新は様々な産業を革命化し、自然素材を超える実用性と耐久性を持つ新しい合成物質の開発につながる可能性があります。バナールは、エネルギーと資源の効率的な利用が環境管理をより効果的にし、より安定し繁栄する社会をもたらす未来を描いています。第3章: 肉体バナールは、人間の身体と生物学の変化の可能性を探ります。彼は、優生学、遺伝子改変、生化学的強化が人間の健康、寿命、能力を向上させる可能性について論じています。この章では、これらの進歩が人間の生理に重大な変化をもたらし、さらには新しい形態の生命の創造につながる可能性を考察しています。バナールは、人間が生物学的な構成をよりコントロールするようになると、自然と人工の生命の境界が曖昧になり、人間の発明によって駆動される新たな進化の段階に入る可能性があると示唆しています。第4章: 悪魔この章では、技術的および生物学的に進歩する中で人類が直面する心理的および知的な課題に対処します。バナールは、これらの進歩の完全な可能性を実現するためには、内なる恐怖、欲望、非合理性を克服する重要性を強調します。彼は、人間の心の深い理解と現代生活の複雑さを管理するための心理学的ツールの開発の必要性について論じています。「悪魔」は、調和の取れた未来を達成するために克服しなければならない内なる闘いを象徴しています。第5章: 総合バナールは、前章のアイデアを総合し、物理的、生理的、心理的進歩がどのように相互作用するかを検討します。彼は、宇宙の植民地化と人間の身体の機械化が補完的なプロセスであると提案しています。この章では、これらの進歩の統合によって引き起こされる人間の生活と社会の急激な変化の可能性を強調しています。バナールは、人間が生物学的な限界を超え、新しい存在形態を達成する未来を描いています。第6章: 可能性最終章では、バナールが描いた未来のシナリオの全体的な実現可能性を探ります。彼は不確実性と課題を認めつつも、知識と革新を通じて人類が運命を形作る能力について楽観的です。バナールは、未来は人間の欲望、知的発展、物理的宇宙の継続的な相互作用によって定義されると強調しています。彼は、知識と理解の追求が人類を絶えず進化し動的な未来へと導くと結論付けています。これらの要約は、バナールの「The World, the Flesh & the Devil」における未来の人類についてのビジョンと洞察を提供しています。Q(koshix):第5章と第6章において,バナールのアイディアで特筆すべきもの(ありふれていないもの)があれば,それをより詳しく説明してください。A(GPT-4o):J. D. バナールの「The World, the Flesh & the Devil」の第5章「総合」と第6章「可能性」には、未来の人類社会について特筆すべき独創的なアイディアがいくつか含まれています。以下では、それらの中でも特に注目すべき点について詳しく説明します。第5章: 総合特筆すべきアイディア: 複合マインドと知性の融合バナールは、人間の知性がテクノロジーによって拡張され、複数の個人の意識が一体となる「複合マインド」を提案しています。これは、単なる情報共有を超えて、意識そのものが結合し、共同で考え、感じることができる状態を指します。詳しい説明:・意識の融合: バナールは、将来的に神経科学とテクノロジーの進歩により、個々の脳が電気的に接続されることで、意識が物理的な個体を超えて結びつく可能性を提案しています。この「複合マインド」は、個々の人間が持つ知識、記憶、感情を共有し、より高度な知的活動を行うことができるとしています。・共同意識: これにより、個人の死は複合マインド全体の知識や意識の一部の損失に過ぎず、全体としての意識は継続し、進化し続けることができます。この状態は、現代のクラウドコンピューティングや分散コンピューティングの概念を先取りしており、人類の知的進化の次のステップを示唆しています。・利点: 共同意識による知識の共有と迅速な意思決定、感情や経験の深い理解と共有が可能になり、人類の社会的および技術的進歩が加速されると考えられます。第6章: 可能性特筆すべきアイディア: 宇宙規模での人類の進化と意識のエーテル化バナールは、人類が地球を超えて宇宙に進出し、最終的には物質的な存在からエネルギー的な存在へと変化する可能性について述べています。詳しい説明:・宇宙植民: 人類が宇宙空間に恒久的な居住地を設けることにより、地球外での生活が一般化する未来を描いています。これにより、地球の資源に依存しない新たな生活様式が確立されるとしています。・意識のエーテル化: バナールは、最終的に人類の意識が物質的な肉体から解放され、エネルギー体として存在する可能性を示唆しています。この状態では、意識が直接的にエネルギーとして宇宙を駆け巡り、コミュニケーションや活動を行うことができると考えています。・エネルギーとしての存在: この進化の段階では、物質的な制約から解放され、意識が光や他のエネルギー形態として存在することが可能になるとしています。これにより、時間や空間の制約を超越した存在となり、宇宙全体にわたる活動が可能になるとしています。結論バナールの「総合」と「可能性」におけるビジョンは、人類の未来に対する極めて独創的で大胆な考察を含んでいます。複合マインドの概念や意識のエーテル化は、現在の科学技術の進歩とも関連しており、未来の人類社会の可能性を広げるものです。これらのアイディアは、現代のAIや神経科学の発展とともに、さらに現実味を帯びてくる可能性があります。
芥川龍之介が「蜘蛛の糸」を発表して百年。高二の秋の文化祭,クラスの仮装行列のテーマが 蜘蛛の糸だった。お釈迦様の極楽タワーの竹を近所から切り出し,地獄の焔と煙の絵を描いた。犍陀多に続いて蜘蛛の糸(登山部の赤いザイル)に群がる地獄の亡者だったころ。
2024年6月1日土曜日
宇宙・肉体・悪魔
2024年5月18日土曜日
ドライシッパー
構造生物学の放射光実験では、凍結試料を「ドライシッパー」という容器で施設に送付します。この容器は液体窒素を吸着材に吸着させて極低温を維持し、リモート測定の試料輸送に不可欠です。しかし最近、宅配業者がドライシッパーの輸送を拒否する事例が増えています。原因は、液体窒素を満たしたまま輸送する誤った取り扱いにあり、これが漏出事故を引き起こし、輸送業者の安全を脅かしたためです。
このような誤った取り扱いは、輸送業者だけでなく、低温サンプル輸送を必要とする全ての研究者にも影響を及ぼします。輸送業者が安全にドライシッパーを運ぶためには、ユーザーが液体窒素を完全に除いた状態で輸送することが必要です。学会員には、「ドライシッパーは必ず液体窒素を抜いた状態で輸送する」ことを強く求めています。液体窒素自体は危険物ですが、ドライシッパーは2007年にIATAによって危険物適用除外され、国際輸送や航空機内持込も可能です。液体窒素を除いても10日以上極低温を維持できるよう設計されているため、適切に扱えば問題なく凍結試料を輸送できます。
ドライシッパーの仕組み:ドライシッパーは、まるで魔法瓶のような仕組みで、液体窒素の気化熱を利用して、内部を極低温状態に保ちます。1.真空断熱構造ドライシッパーは、外側と内側の容器の間に真空層を設け、熱の出入りを極限まで抑えています。魔法瓶と同じ構造ですね。2.吸着材ドライシッパー内部には、特殊なスポンジ状の吸着材が入っています。この吸着材に液体窒素を染み込ませることで、大きな表面積を作り出し、液体窒素の気化熱を効率的に吸収します。3.気化熱液体窒素が気化するときに奪う熱量、つまり気化熱を利用して、ドライシッパー内部の温度を低く保ちます。これがドライシッパーの冷却メカニズムです。4.温度維持液体窒素が気化しても、吸着材に染み込んだ液体窒素が補充されるため、長時間にわたって極低温状態を維持することができます。まとめドライシッパーは、真空断熱構造と吸着材の組み合わせにより、液体窒素の気化熱を効率的に利用して、内部を-150℃以下の極低温状態に保つことができるのです。
2023年9月23日土曜日
水蒸気放出(1)
気温 | 湿度 * | 風速 | 晴日 ≧40% | 蒸発量 | 蒸発量+ | |
1月 | 2.2 | 58 | 2.0 | 22.5 | 0.15 | 0.30 |
2月 | 2.7 | 59 | 2.0 | 20.6 | 0.16 | 0.31 |
3月 | 5.7 | 62 | 2.2 | 19.5 | 0.19 | 0.38 |
4月 | 10.7 | 68 | 2.1 | 17.9 | 0.22 | 0.43 |
5月 | 15.5 | 76 | 1.8 | 16.5 | 0.22 | 0.51 |
6月 | 18.8 | 83 | 1.5 | 11.7 | 0.17 | 0.50 |
7月 | 22.6 | 86 | 1.3 | 11.4 | 0.17 | 0.53 |
8月 | 24.0 | 84 | 1.4 | 14.9 | 0.22 | 0.62 |
9月 | 20.6 | 80 | 1.4 | 12.2 | 0.22 | 0.56 |
10月 | 15.1 | 75 | 1.4 | 14.9 | 0.19 | 0.45 |
11月 | 9.7 | 69 | 1.6 | 19.1 | 0.17 | 0.38 |
12月 | 4.7 | 62 | 1.8 | 21.0 | 0.17 | 0.32 |
全体 | 12.7 | 72 | 1.7 | 201.9 | 0.19 | 0.45 |
2023年9月19日火曜日
テクタイト
2023年9月17日日曜日
樹氷の世界
2023年9月16日土曜日
霧の彫刻
霧の彫刻は,純水で作られた大量の霧を発生させて,環境と人間のインタラクションを楽しむ芸術だ。霧の中に入ることで,人は視覚だけでなく,全感覚を通して環境を知覚することになる。それは,不可視である大気が呼吸する様子を人が知覚することを助ける。またこれにより人の行動自身も影響されることになる。自然を美の対象と考えてはいけない。それは,人それぞれが自分の方法で発見する自然との関係の中に生まれてくるものだ。
2023年9月13日水曜日
国際卓越研究大学
10 兆円規模の大学ファンドを創設し、その運用益を活用することにより、世界に比肩するレベルの研究開発を行う大学の共用施設やデータ連携基盤の整備、博士課程学生などの若手人材育成等を推進することで、我が国のイノベーション・エコシステムを構築する。
順位 大学名 予算(億) 科研費(億) 教職員数 院生・学生数1 東京大学 2,538 211 11,547 27,3682 慶應義塾大学 2,791 36 4,247 33,0523 京都大学 1,839 141 5,553 22,2954 大阪大学 1,602 101 5,058 20,9695 東北大学 1,532 101 6,398 17,5916 早稲田大学 1,022 27 3,209 47,1277 九州大学 1,358 69 4,572 18,5608 筑波大学 1,123 43 4,627 16,5079 東京科学大学 1,176 117 4,824 13,42910 名古屋大学 1,289 78 3,207 15,90211 北海道大学 1,077 60 3,920 17,54112 東京理科大学 535 11 1,501 19,768
2023年8月31日木曜日
ALPS処理水(4)
2023年8月29日火曜日
大阪市科学館学芸員
Q:User博物館が社会的機能を果たすための、学芸員の役割を述べなさい。 ( 800 字以上 1,000字以内)A:ChatGPT博物館が社会的機能を果たすための学芸員の役割博物館は、歴史、文化、自然などの多岐にわたる知識を保存し、伝える場所としての役割を果たしています。その中心に位置するのが、学芸員という専門家です。学芸員は博物館の社会的機能を果たすために、以下のような役割を担っています。1.知識の保存と伝承学芸員は、博物館に収蔵されているアイテムや情報の専門家として、それらの保存と管理を行います。また、展示を通じて一般の人々に知識を伝える役割も果たします。これにより、文化や歴史が次世代に継承されることを保証します。2.展示の企画・制作学芸員は、博物館の展示の企画や制作を行います。これには、テーマの選定、展示物の選択、解説文の作成などが含まれます。学芸員の専門的な知識と視点が、訪問者にとって魅力的で教育的な展示を実現します。3.教育活動の推進多くの博物館では、学芸員がワークショップや講演会、学校との連携プログラムなど、教育活動を推進しています。これにより、博物館が学びの場としての機能を強化し、社会に貢献します。4.研究活動の推進学芸員は、自らの専門分野に関する研究活動を行うこともあります。この研究は、新しい知識の発見や、博物館のコレクションの価値を高めるために不可欠です。5.コミュニティとの連携学芸員は、地域コミュニティや他の機関と連携し、共同プロジェクトやイベントを企画することもあります。これにより、博物館が地域社会との結びつきを強化し、より多くの人々に利益をもたらすことができます。6.アクセシビリティの確保学芸員は、博物館ができるだけ多くの人々に利用されるよう、アクセシビリティの確保に努めます。これには、障害を持つ人々や高齢者、外国からの訪問者など、さまざまな背景を持つ人々のニーズに応える取り組みが含まれます。7.情報のデジタル化近年、デジタル技術の進化に伴い、学芸員は博物館のコレクションや情報のデジタル化にも取り組んでいます。これにより、博物館の知識がより広く共有され、世界中の人々にアクセス可能となります。まとめると、学芸員は博物館が社会的機能を果たすためのキーパーソンとして、多岐にわたる役割を担っています。彼らの専門的な知識と情熱が、博物館を学びと発見の場として、そして文化や歴史の宝庫として、多くの人々に愛される存在としています。
素直すぎて面白みに欠けるから,倍率が高い場合はこれでは採用されない。あらかじめ断った上で,科学博物館に限定して話を展開して自分の面白エピソードをぶっ込むとか。
2023年7月16日日曜日
GRAPE
2023年4月29日土曜日
ルリアード(1)
ルリアードは、スティーブン・ウルフラムが提案した理論的概念で、計算可能な全てのもののもつれた限界を表しています。これは物理的な宇宙を含む究極の抽象化・一般化であり、従来の科学の境界を超える意味を持ちます。ルリアードの目的は、「なぜこの宇宙は存在するのか」という問いに答える可能性を持つ理論的概念として機能することです。
ルリアードは従来の科学分野の境界を超え、宇宙とその根底にある計算機的性質を理解するための統一された枠組みを提供します。数学と論理もルリアードに含まれており、メタ数学の対象とされています。多元宇宙論においても、ルリアードは必然的に存在するユニークな物体であり、別の宇宙に別のルリアードが存在することはありません。これは、ルリアード自体がすべての可能な宇宙をすでに含んでいるためです。
このPDFファイルでは、計算可能なすべてのもののもつれ限界である「Ruliad」の概念について説明します。Ruliadは、すべての形式的な可能性と私たちの物理的な宇宙のすべてを包含しており、それは科学とそれ以外の分野で深い意味を持っています。著者は、技術的な詳細にとらわれることなく、ルリアードについて多くのことを学ぶことができると説明しますが、それでも完全に理解するには難しい数学と形式主義を必要とする複雑な構成物であることに変わりはありません。
ルリアードは、すべてのルリアル・マルチウェイ・システムの究極の限界であり、可能なすべての計算ルールを徐々に適用した結果、絡み合った結果をトレースするものです。著者は、「ルリアード」は、私たちの宇宙を根本的に理解するものであり、科学やそれ以外の分野に極めて深い示唆を与えると信じています。
Ruliadの技術的な詳細を明らかにするのはまだ初期段階ですが、この構成には多くの応用の可能性があります。例えば、気象パターンや金融市場のような複雑なシステムをよりよく理解するために使用できるかもしれません。このPDFファイルは、ルリアードの概念と、宇宙を理解するためのルリアードの潜在的な意味について、興味深い紹介をしています。
Mathematicaを作ったウルフラムらしい発想だけれど結局何がなんだかよくわからない。この世界(宇宙)にある法則全体の集合に名前をつけただけではないのか。法則として言語化・数学化(論理化)されていないものは含まれないのだろうか。計算可能でないものはだめかもしれないが,潜在的に計算可能なものは,可能になった段階ではじめてルリアードのメンバーになるのかな。
あるいは,ある現象が法則化されているかどうかはどうやって判定するのだろうか。観測者によって異なったルリアードは存在するのかなど,疑問はつきないけれど,どうやらプラトンのイデアのようなものが想定されているらしい。それを現代科学の言葉で修飾しただけなのかもしれない。あるいは科学的・数学的知識で確立されたもの全体の時間とともに増大する極限値といったところか。
2023年3月24日金曜日
カフェインレス
二酸化炭素は31.1℃以上かつ73.8気圧以上の状態で超臨界二酸化炭素になる。この条件は他の物質の場合より常温常圧に近く(例えば水では374℃以上かつ220気圧以上)その生成が比較的容易であることと、超臨界状態でも他の物質との化学反応を起こしにくい(超臨界水は極めて反応性が高い)という特性を持つ。また抽出後、常温常圧に戻せば二酸化炭素の除去は極めて容易であり、万一残留してもその毒性を考慮する必要がない点、廃液処理の必要がない点、有機溶媒のような燃焼性がなく火災の心配がいらない点など、さまざまな点において有機溶媒抽出法の欠点を補った、極めて優れた脱カフェイン法だとされている。(Wikipediaのデカフェより引用)
2023年3月2日木曜日
ヤポネシア
ヤポネシアは,戦後奄美大島に住んだ作家の島尾俊雄(1917-1986)が考えた造語だ。 樺太や千島列島から日本本土,琉球列島までの地理上の日本列島弧を指す。
学術用語としても定着しており,2018年度から2022年度までの科研費の新学術研究で「ゲノム配列を核としたヤポネシア人の起源と成立の解明」というテーマの研究が進められている。研究代表者の国立遺伝学研究所,斎藤成也さんの講演をいくつかYouTubeで見ることができる。
[2]私たちは何者か~DNAで迫る現代日本人への道(NHK 2021 )