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2021年6月28日月曜日

音声合成機能(1)

 Macの音声合成機能については,編集メニューにスピーチがあって,アクセシビリティ機能拡張に読み上げコンテンツの設定があることは知っていた。しかし,これらがコマンドラインで使えるとは。それが say コマンドである。

$ say "こんばんは"
$ say -i (インタラクティブに入力)
$ say -f readme.txt
$ say -o output.m4a "こんにちは"
$ say "こんにちは [[slnc 1000]] さようなら"
$ say "こんにちは [[rate 100]] さようなら"
$ say "こんにちは [[pbas 250]] さようなら"

などが最も簡単な使い方である。日本語の音声としてはKyoko(女声)とOtoya(男性)とSiriう(声1)とSiri(声2)が用意されている。システム環境設定で設定された声が使われている。[[slnc 1000]] は 1000ms の無音時間を表している。[[rate 100]] は,一分当たりの発音回数が100であることを意味し,標準値 175に対して発音速度をゆっくりとさせる。[[pbas 250]]は,標準値175に対して,音の高さを高く発音させている。

漢字もいちおう読めるのだが,自分の姓はだめで,名のみOKだった。2012年のMacOSX Lionから実装されているのだけれども知らなかった。

[1]Mac OSX Lionのsayコマンドに感動した。(理想未来ってなんやねん)

2021年6月9日水曜日

WWDC21

 アップルの開発者カンファレンスWWDC(World Wide Developers Conference)がWWDC21として6/7から開催されている。例年,奈良盆地のヒノヒカリやキヌヒカリの田植えの時期に重なるのだった。日本時間では6/8の早朝深夜であり,午後にキーノートの録画を途中まで見たけれど頭に入ってこなくて寝てしまった。

WWDCはそもそもmacOSやiOS/iPadOSのソフトウェア開発のためのカンファレンスなので,新製品発表会ではない。ところが,昨年のM1アップルシリコン発表のインパクトが強すぎたため,今年もM1Xにからめてなんらかのハードウェア新製品の発表があるのではとの期待が過熱していた。

残念ながら,iOS15,iPadOS15,macOS Monteley などOSのマイナーレビジョンアップの話で終始したため,ネット上では残念感が満ちている。その中にもアピールポイントを探そうと努力しているようだが,Apple信者以外にはきびしいのかもしれない。

FaceTimeもMemojiも使わないし,FocusもNotificationもピンと来ない。空間オーディオとロスレスといわれても AirPods Pro も AirPods Pro MAXも持っていない。売り上げはあがっているはずの日本では,地図の更新もWalletへの身分証明書IDのとりこみもLiveTextも当面無関係である。中国語には対応しているのに・・・。

日本経済新聞紙面のトップ記事は,プライバシーの保護であり。iCloud+と合わせて,これは地味だけれど意味があるのかもしれない。あとは,iPadのSwift Playgroundがアプリ開発にまで対応できるということで,Macなしの開発サイクルが実現されるとどうなるのか。

少し興味があったのは,Universal ControlやMacへのAirPlayで手元のMacBook Air M1でiPad Pro (11" 2nd gen) が操作できるとsidecarよりは少しましかもしれない。AutomatorがShortcutsになるようで,ますます,iPadとMacの融合が進んでいる。この先の世界には何がくるのだろう。

2021年5月18日火曜日

MacBook Air M1(4)

 MacBook Air M1(3)からの続き

4月18日にMacBook Air M1 がやってきてからちょうど1ヶ月になる。このところCPU負荷がつねに30-40%を越えて,CPU温度が70-80℃となっていた。Apple シリコンのM1チップを搭載したMacは発熱が少ないのが特徴だったはずなのになぜだ。すべてのアプリを終了させてスリープした状態で一晩寝かせ,朝を迎えてもパームレスト部分が暖かいのである。

さすがにおかしいと思って,アクティビティモニタで調べてみると,なんとアンチウィルスのSophosが非常に大きなCPUタイム消費の原因だった。さっそくこれを取り除いた。ウィルス対策は,ClearnMyMacのアンチウィルス機能に頼ることにする。おかげで,CPU負荷は5%,温度は35℃前後まで下がった。やれやれ。

なお,MacBook Air M1(2)で書いていた「jupyterlabが動かない問題」はしばらく前に以下のようにして解決した。これで残ったのは pythonの機械学習ライブラリ scikit-learn が動かないことくらいである。

/opt/homebrew/opt/python@3.9/bin/python3.9 -m pip install --upgrade pip
pip3 install jupyterlab
jupyter lab -> error
jupyter lab build -> error
brew install node.js
jupyter lab build
jupyter lab

2021年5月17日月曜日

スクリーンタイム

アップルの macOS や iOS には,端末やアプリの使用時間 を記録したり制限したりするツールとしてスクリーンタイムが準備されている。NHKの朝の情報番組「あさイチ」のスマホ認知症特集で登場したのでチェックしてみた。

なお,司会の博多花丸大吉は好感がもてるけれど,「あさイチ」の生活の知恵的特集にはいまイチのものも散見される。「チコちゃんに叱られる」や「ガッテン」も同様で,眉唾で楽しむ必要がある(特に脳科学者などの肩書きででてくるものに注意)。

まあ,まじめな顔(疑似客観性や疑似中立性)を装いながら,著しく操作/加工された情報を流したり,重要な情報をシカトするNHKの報道番組よりは数段ましかもしれない。もっとひどいのは吉本芸人を使って大阪維新や菅政権の提灯持ちをする民放のニュースワイドショーなのだが。

話をもとに戻して,自分の端末のスクリーンタイムのデータ(5月1日〜5月16日)を確認したところ,iPhoneの利用時間は平均2時間10分ほどだった。利用アプリベストスリーは,Facebook,Twitter,LINEである。これに対して,MacBook Air の利用時間は平均11時間50分で,その内訳は,Safari 8時間,YouTube 3時間,twitter 1時間,blogger 30分,Wikipedia 30分といったところだ。いいようなわるいような。

なお,ほとんど信用できないスマホ認知症のチェックリストの点数は12点である。GIGAスクールが進めば,子どもの端末使用時間は12時間を軽く越えてくるのは間違いないので,もう少し科学的なメリット・デメリットの分析と評価が必要になるはずだ。現在のゲーム・スマホ有害論のほとんどはそれ自身が有害だと思われる。

2021年4月24日土曜日

MacBook Air M1(3)

 MacBook Air M1(2)からの続き

前回,Processingが動かないと言ったが,正しいJDKが入っていなかったからなのかもしれない。arm対応のJDKが,AZULから入手できた。OpenJDK Runtime Environment Zulu16.28+11-CA (build 16+36) ということで,Processing 4.0α3をインストールしたところ無事に動作した。

その他は次のとおり

(1) Wolfram Engine 12の導入ができた。これをjupyterで実行したところ,無事にMathematicaが動作したが,バージョンが12.2かどうかはわからなかった。これが起動している状態では,カーネルの動作数が制限を越えたということで,元々インストールしていた Mathematica 12.0は動かなかった。

(2) iPad Proを sidecar で繋ぐことができた。ミラーリングでも別ディスプレイでも動くことは動くのだけれど,なぜか想像していた動作とは違うのと,本体の解像度が勝手に変わったりして微妙に使いにくい。macOSX用の GoodNotes 5 があるので,なんとかタブレット代わりには使えるとは思うが,AirDrop が優秀なのでつながなくても十分に使えてしまう。

(3) Time Capsuleのタイムマシンが動いた。無線でつながっている上に,2TBのハードディスクが遅いので,フルバックアップに10時間ほどかかるがそれでも一応の安心感は得られる。

(4) Apple USB スーバードライブがつながった。ドライブが空の状態ではデスクトップにアイコンが表示できないのでどうかと思ったが,ディスクを入れると無事に認識してアイコンが表示された。

(5) iPhone SE2 のバックアップができた。このためMacBook Air M1の1TBストレージの使用量は330GB,残量は700GBを切った。

(6) 環境設定のキーボードで指定した後も,標準の日本語入力で\と¥の入れ替えがうまくいかないような気がしたが,今日は正しく動作している。なんだったのか?



2021年4月21日水曜日

Apple Event 2021 April

 日本時間4月21日午前2時(米国時間 4月20日午前10時),Apple Event 2021 Aprilが開かれた。ここで発表されたものは,次の通りである。

(1) 24inch iMac:お買い得か。これまでに発表されたM1 MacBookやMac mini とほぼ同じCPU基板に,24inchの4.5Kレティナディスプレイをつけたようなもの。7色揃えて,リモートワーク用に1080pのフェイスタイムインカメラ。有線のギガビットイーサネットは電源アダプタのところに口を設けているのが良さげ。キーボードもTouch IDを備えていてカラーバリエーションあり。ポートは上位機種でThunderbolt/USB4 × 2とUSB3×2。

(2) M1 iPad Pro:高い。12.9inchの最上位モデルでは,279,800円(Cellular)に達する。新しいキーボードを加えると,321,380円だ。ただし,16GB/2TBで Thunderbolt/USB4ポートが付く。Liquid Retina XDRディスプレイ・ミニLEDバックライト・2,732 x 2,048ピクセル解像度はなかなか凄いので,MacBook Airより高くても仕方ないのかも。

(3) Air Tag:もっと安いものかと思っていたら,Bluetoothとスピーカーのため3800円。バッテリは市販のボタン電池で1年以上は持つらしい。ブランド物のキーホルダーの価格設定がえぐい。手持ちのiPhone SE2では残念ながらNFCによる近場の方向・距離案内が出ない。認知症老人用に使うと便利かもしれないので2セット買っておこうかしら。

(4) Apple TV 4K:これパスワード入力でのつまづきの解消方法はどうするのだろうか。最も旧型のAppleTVではこのユーザインターフェースのせいで四苦八苦しているのだけれど。

2021年4月20日火曜日

MacBook Air M1(2)

 MacBook Air M1(1)からの続き

新しいコンピュータが導入されると環境設定が大仕事になる。MacならばTimeMachineという強力な移行ツールがあるのだけれど,CPUアーキテクチャが Intel Core iX からAppleシリコン M1に替わり,OSもmacOS Catalina(10.15.x)からmacOS Big Sur (11.2.x)へとメジャーバージョンアップしたので,この際クリーンインストールをすることに。

(0) トラックパッドの設定(アクセシビリティの項目ONでタップ可能にする)

(1) ターミナルの設定(osaka等福14,ウインドウサイズは80x40,漢字コードはUTF8)これまではEUCだったが,もう大学のサーバのmnewsでメールを読まないので必要はないかも。

(2) EPSONプリンタドライバー(EP-805AW)一応BigSurには対応しているようだ。

(3) Xcode 2.4 & コマンドラインツール 2.4 の導入。

(4) homebrew 3.1.2 のインストール M1対応しているはずなのだけれど大丈夫か。

   /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

   sudoに対してmacbook airの自分のアカウントのパスワードを入れる

   - Add Homebrew to your PATH in /Users/koshi/.zprofile:

   echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> /Users/koshi/.zprofile

    eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"

(5) 必須コマンドの導入:nkf, wget, lynx, w3m, ffmpeg, gfortran この過程で依存関係からpython3も勝手に入ったようである。

(6) Office 2019 Home & Studentの導入。Parallelsはいらないかなぁ。

(7) Mathematica 12.0 のアクティベーションキーが使用済みなので,システム移行フォームでリセットしてもらう。最初は迷ったけれど結局とても簡単だった。

(8) iTunesの移行のためフォルダごとバックアップからコピーしてら動くかと思ったけれど,iTunesストアライセンスのものはPCの認証が必要で,5台を越えていたのでリセットした。

(9) MacTeX2014 4/1とTeXShop4.62の導入,これがM1 BigSur対応になっていて助かった。

(10) CyberDuck,GraphicConverter, JEdit, かわせみ3などの移行。

あとは細々したアプリやファイルを壊れる直前の状態のSSDからコピーした。古いMacBook Proには,Crucialの512GB SSDが入っていた。アップルストアの人に自分で入れ替えたのですねと聞かれたけれどすっかり忘れてしまっていて最初からSSDのモデルだと思い込んでいた。もしかしたらどこかのSHOPで入れ替えてもらったのだったかそれすら記憶が定かではない。この古いSATAのSSDを,YomttamasterのSATAケース に挿すだけで外付けSSDドライブの出来上がりだ。TimeMachine用にM.2 SSD 4TBの外付けドライブ 2-3Gb/sが欲しいけれどまだ高すぎる。

現在困っていること:Processingが動かない。jupyterlabが動かない。pythonの科学計算用モジュールのいくつかがインストールできない。

良かったこと:指紋認証がなにげにかなり便利。ポートは少ないけれど我慢できる。キーボードの感覚も全く問題なし。重さはそんな軽くはないけれどデザインと色は最高。

MacBookは既に身体の一部のなっていて,なければ仕事にならないので,これが使えない時間を最小限に減らすために今回の判断になった。本当のところは,できるだけ旧機種を長く使ってからより性能の高い機種に移行したかったところだ。

2021年4月18日日曜日

MacBook Air M1(1)

 天災は忘れた頃にやって来る。じゃなくて,昨日まで普通に使えていたものが,存在していたものが,ある日突然事故で消滅してしまう,というのはよくあることだ。53年使っていた腕時計が壊れ,8年使っていたMacBook Pro mid2012に,こぼしたお茶が浸水して電源が入らなくなってしまった。今後の教訓としては,(1) Apple Careには入れれば入る。(2) 電源ケーブルを抜き決して焦って電源ボタンは押さない。(3) 水はできるだけ吸い取るが,基盤の細部に染みたものは数日間乾かない可能性がある。(4) そもそも机の面とコンピュータの底面に段差を設ける。などなど。

そんなわけで,バッテリ交換から3週間で再びApple心斎橋に向かった。相変わらずの丁寧な対応の結論は,浸水による基盤交換等は一律8万数千円かかる。ということで,心が折れてしまった(というか当初の見込みは8万円以上は新品購入,5万円以下は修理というものだった)。早速,MacBook Air M1 16GB/1TBの在庫を確認してもらい,内蔵SSDを取り出して壊れた本体を引き取ってもらった。

この日は,4月22日は地球環境を考えるアースデイとのことで,アップルロゴのてっぺんの葉がグリーンになっていた。スタッフのTシャツもいつもの青から緑に変わっていた。Macを1980年台から使っていて,@mac.comのメールアドレスを使っているというと,販売担当のスタッフさんは驚いていた。また,技術担当のスタッフさんも,MacBookProの側面のCD/DVDドライブスロットや有線Ethernet Portには興味津々という感じだった。


写真:アースデイの心斎橋アップルロゴ(撮影 2021.4.18)


2021年3月27日土曜日

Apple 心斎橋

 アップル製品が故障するとお世話になるのがApple Store(直営店)である。2004年の8月にApple 心斎橋が日本で2番目の直営店舗としてオープンして以来,MacBookやiPhoneを携えて何度もかよっている。2Fのジーニアスバーは,当時から合理化されたシステムでユーザーを受け付けていた。コロナ禍の現在,店舗への入店待ちの段階から大勢のスタッフに囲まれ,非常に丁寧なチェック体制のもとで入店管理がされている。

11:00開店の10分前に着いて,店舗の左壁面沿いの修理・受取の列につくと3番目だったがあっという間に10組ほどが並んでいた。御堂筋側には別の列が複数できていて,これはショッピングの方々ではないか。我々は1mの間隔を取るように指示され,店外で検温とアルコールジェル消毒がなされた。11:00になるとスタッフの拍手(新規開店と正月だけかと思っていた)で迎えられるなか,行列をつくり透明な螺旋階段で2階に誘導されたのであった。

今回の症状は,MacBook Pro mid 2012のバッテリ膨張である。使用上は問題ないのだけれど,本体枠が変形しトラックパッドも盛り上がってきて,さすがに危険を感じたので,春休みの時期を見計らってストア訪問となった。補修部品の保存期間が切れるため今回が最後の修理になるらしい。まあ10年も使えれば御の字だ。

Apple Storeのスタッフは非常によくトレーニングされていて,技術的な信頼度も高く,メンバーのダイバーシティも含めて好感が持てる。とりあえず症状は典型的なので標準的なバッテリ交換だけで終わった。iPhoneのバッテリ交換は即日でやってもらったが,MacBookでは3-4日といわれた。実際には次の日に連絡があったので2日で完了。

次のM1 MacBook Airまたは M1 MacBook Proの様子をみてから次期機種について考えよう。現行のM1 MacBook Air でほとんど問題なさそうではあるけれど,RAM 16GB-32GB, Stoage 1TB-2TB, USB-C × 2-3 + magsafe 電源 あたりで,ファンクションキーがついたM1X-M2マシンならば問題なしで移行できる。


写真 Apple 心斎橋(撮影 2021.3.27)


2021年1月12日火曜日

Alfred(2)

Alfred(1)からの続き

というわけで,とりあえずできたのだけれど・・・微妙に動作が思ったとおりにならない。内部で呼び出していると思われるSiri のデータに問題があるのだろうか。試行錯誤の結果とりあえず下記のやりかたでできたのだが,実際に試してみるとなんだか検索漏れがある・・・

(1) AlfredのPreferenceでWorkFlowを選択する。

(2) 画面左下の+ボタンで新しいBlankWindowを作成する。名前をつけて,説明を加え,CategoryはUncategorizedにする。Bundle IDとCreated ByとWebsiteは適当でよいのかもしれない。

(3) できた新規Workflowの画面で黒い画面を右クリック(Ctrl+クリック)して,InputsからFile Filterを選択する。

(4) keywordは コマンドをキックする短い文字列としてwith spaceにチェックしておけば良い。Placeholder titleとPlaceholder subjectも適当でよいのかもしれない。Filetypeにpdfとdjvとpublic.folderを指定したが,これは見本をdrag&dropすればよろしい。

(5) scopeには検索対象のfolderを指定するとこれでできあがり。



2020年12月24日木曜日

Alfred(1)

 macOSのデスクトップツール(ランチャーアプリ)であるAlfredが超強力であるとの噂を聞きつけて,さっそくダウンロードしたものの,肝腎のメモ(Notes)が呼び出せないので速攻でアンインストールした。

しかし待てよと思い直して検索したところ,Spotlightの検索範囲に該当のファイルが存在しないと発見されないということだった。確かめてみると案の定,Spotlightからはアプリケーションフォルダが外されていた。普通はドキュメントだけ探したいからだった。

早速修正の上でAlfredを再インストールしたところ,OK。アマゾンだとかDeepLとか,いろいろと試して見る価値はあるかもしれないので,もう少し調べてみることにする。


[1]アルフレッドの使い方とおすすめワークフロー
[2]Alfred【概要・設定・使い方】〜Mac最強のランチャーアプリ
[3]Alfredアプリの設定・使い方まとめ完全版

2020年12月11日金曜日

M1(4)

M1(3) からの続き

アップルイベントから1ヶ月たって,ようやくM1 Macの熱狂も収まっていた。久しぶりに大学の情報基盤センターのページをみると,「【重要】新MACの情報端末の情報提供について」というお知らせがトップにあった。まあ,基盤センターとしてはリスクを減らさないといけないので,当然といえば当然の注意喚起ではあるが,世間の評判と対比させるとなんとなく物悲しい雰囲気がただよってしまうのであった。

M1 Macの開発環境も徐々に整いつつある。MathematicaはRosetta2の対応状況を検証中らしい。homebrewは2.6.0にバージョンアップしたことにともなって,我々も,homebrew- coreとhomebrew-caskを更新させられた。奥村さんのM1 Macの記事が参考になる。

2020年12月1日火曜日

Mac雑誌

アップルと私からの続き 

Appleのシリコンチップ搭載Macの発表直前の11月11日に(サンフランシスコ or 日本),青木剛一(@drikin)さんと松尾公也(@mazzo)さんが,ドリキンのVLOGで,「新型Macの発表前夜に語る,元MacUser編集長と元Apple信者のAppleシリコンへの期待!(第1118話 #シネマティック対談)」という対談をしていて,いろいろ回想しながら楽しく聞いていた。

で,日本のMacの三大雑誌としてMacLife,MacPower,MacUserをあげていたが,どうも自分の記憶とずれているので,確認してみたところ,次のようであった。初期(1980年代)のMacワールドからMac+とMacLIFEはすべて買っていたと思う。そのうち,The BASICでなじみのあった技術評論社からMacJapanが発刊されたので,休刊になるまでそれを買っていたような気がするし,Software Designが1990年に創刊されているので,それに乗り換えたようにも思う。

1 Macワールド->Mac+ 1986-1991
2 MACLIFE BNN 1987.8-2002.1
3 MacJapan 技術評論社 1989.5-1993.5
4 MacPower アスキー 1990.2-2007.10
5 MacWorld 1991-1998.4
5 日経Mac 日経BP 1993.2-2000.1
6 MacFan マイナビ 1993.4+
7 MacUser ソフトバンク 1993.11-1998.3
8 MacPeople アスキー 1995.12-2014.11

大阪教育大学にMacintoshが導入されたのが1988年ごろなので,とにかく情報がほしかった。そういえば,Appleから直接APDAlogも買っていた。

[1]日本のMac雑誌(Old Apple World)
[2]我が国最初のMac専門誌「MACワールド日本語版」顛末記(Apple/Macテクノロジー研究所)
[3]20年ぶりに再会〜Mac Japan誌の想い出(Apple/Macテクノロジー研究所)


2020年11月25日水曜日

M1(3)

 M1(2)からの続き

日本では,COVID-19の感染拡大がいよいよ可視化されつつあって,GOTOの影響があるのかないのか,そもそも効果があるのかないのか,など喧しいが,YouTube界隈ではあいかわらずApple M1チップ搭載Macの話題が続いている。ソフトウェアのM1対応状況については,IsAppleSiliconReady のサイトが詳しい。

*WHOダッシュボードのCOVID-19データが,当日だけになった(JSONを探せ)。
・AppleのFinal Cut Pro Xでは,4K120pの動画編集がぎりぎり可能である。
・Davince Resolve 17 はフリーでも使える動画編集ソフトで,軽い動画ならこれでも可。
・Desktop Audio Wowkstation のバリバリの編集は結構重くて厳しい。
・Rosetta2でほぼカバーできているが,開発環境系はまだ十分に対応できていない。
・ParallelsやVMWareFusionなどの仮想デスクトップ系はまだだめ。
*pLaTeX→upLaTeX→LuaLaTeXと進化しており,美文書8版でもカバーできつつある。

[1]物書堂(egword M / かわせみ R)
[2]google(Chrome M / 日本語入力R)
[3]Homebrew(R)https://github.com/mikelxc/Workarounds-for-ARM-mac
[4]MacTeX(R)MacTeX-2021を待て http://www.tug.org/mactex/aboutarm.html
[5]Julia(R) https://github.com/JuliaLang/julia/issues/36617
[6]Mathematica(✕) https://community.wolfram.com/groups/-/m/t/2088978
[7]Office2019/365(M)https://support.microsoft.com/en-us/office/microsoft-365-and-office-2019-support-for-apple-silicon-c55b603e-14a6-4b69-bdc0-2bb4c9a36834
[8]Twitter(M)
[9]Graphic Converter(R)
[10]JEditΩ(R)

やはり来年以降かな。

2020年11月18日水曜日

M1(2)

M1(1)からの続き

Apple Silicon M1 を搭載したMacBook Airの実機での報告(*Tuberによる15分前後のVlog)が youtube にどんどんあがってきた。非常に短時間の評価で,比較にはさまざまな制約条件はあるというものの,その多くは「わぉ,スゲェー」というものだった。

一番大きな問題のひとつは,ファンレス構造で発熱による熱暴走は大丈夫かというものだ。これについては「全く熱くない」と「結構熱くなる」に別れた。Geekbenchでは熱くならないようだけれど,GPUがフルに動くアプリケーションではかなり熱いという説もあったが,熱暴走状態をみせるところまでは至っていない。動画編集ソフトによる動画書き出しても,インテルのiMacやMacBook Proの2019年最上位てんこ盛りモデルの実行時間1.5倍以内の時間で完了している。Rosetta2を使ってもこの程度だというのはすごい。

追伸:drikinのダビンチによる動画編集の話を追加した。なかなかおもしろそうな世界がひろがっている。(2020.11.20)


2020年11月13日金曜日

CleanMyMac X

アップルの M1 搭載機種が発表された余波が続いている。macOSのメジャーバージョンアップであるBig Surもいよいよ配信開始となって,さっそくレポートもあがりはじめた。その流れでCleanMyMac Xについての記事が目についた。無料だというのでさっそく飛びついてクリーンアップを開始した。12GBくらい不要領域がでてきて,消去を選んだところ500MBだけクリーンアップ,残りは有料でとなった。デザインもUIもよかったので早速1年分のライセンスキーを取得したけれど・・・うーん,なかなかすごい商売である。

それにしてもBig Sur である。バイナリがintelとM1の両対応でサイズが倍になったという話もあるが,twitterでも若い人がどんどん試している。歳をとるとなかなか新しいものにとびつけなくなるのが悲しい。そもそもmid 2012のMacBook Proでは話題に参加できないのだけれど。はやくiPadとMacが統合されてほしい。

2020年11月12日木曜日

Splashtop

 iPadをMacのリモートデスクトップとして使いたいと思った。一時なくなりかけていたMac Miniが M1チップをのせてきたので,しばらくは安泰かと思われたからだ。Mac Miniの値段は132,800円(16GB+1TB)なので,MacBook Airより4万円は安い。いまとなっては,iPad も必需品なので,これとnotebook の重複を防ぎつつMacOSも使えるとなればありがたい。Mac Miniのインターフェースも,USB4×2, HDMI 2.0,USB-A,Gigabit Ethernet,ヘッドフォンジャックなどがあってなんとなくうれしい。

Sidecarを使うと,iPadをMacの2番めのディスプレイ(ペンタブレット機能付き)として使うことができる。が,それはリモートデスクトップではないと思われる。そもそも該当するのは,2016年発売のMacBook Pro以降なので残念でした。ということで,さらに調べてみると,Splashtop,Jump Desktop,Chrome Remote Desktop,Microsoft Remote Desktopという選択肢がでてきたので,おすすめだったSplashtopをiPad Pro とMacBook Proにインストールしてみた。うーん,ヌルヌルしているがそれなりに動作する。そもそも,iPadのキーボードがあれなので,どこまで実用に堪えるかはわからない。日本語入力もできないかと思ったが,大丈夫だった。

2020年11月11日水曜日

M1(1)

 Appleは,2006年以来使われてきたIntel チップから,アップル独自のARMベースSoC(システムオンチップ)である M1 チップへの変更を開始した。2020年11月11日のアップルイベントで,予てからアナウンスしていた AppleオリジナルのM1チップが搭載された13inch MacBook Air, Mac Mini, 13inch MacBook Pro の発表があった。即日に予約開始して来週はじめから出荷ということだ。M

5nmのラインルールによりM1チップに集積されるトランジスタ数は160億個だ。ここに8つのCPUコア(4つは高速,4つは低消費電力),8コアのGPU,16コアのニューラルエンジンなどを搭載し,毎秒11兆回の演算が可能となっている。この新しいMacBook Proは,クアッドコアIntel 1.7GHz i7の MacBook Proに比べて,CPU速度は2.8倍,GPU速度は5倍,ニューラルエンジン速度は11倍というふれこみだ。

M1の省電力性により,MacBook Airではファンが搭載されておらず,バッテリ駆動時間はこれまでの6〜8時間から50%以上は伸びているようだ(ワイヤレス接続時の名目10時間が15時間)。しかも価格は,MacBook Air の16GB+1TBで169,800円か。

問題は,homebrew, Julia, MacTeX, Mathematicaなどがちゃんと動くかどうかである。前回のPowerPCからIntel への移行や,MotorolaからPowerPCへの移行時もそれほど困った記憶はないので,今回もスムーズに乗り換えられるかもしれない。今使っているのはmid 2012の MacBook Proなので,すでに8年以上経過している。次は,ややこしいバーがついていないMacBook Air にしようかと考えているけど,どうなることか。

2020年10月14日水曜日

iPhone12

 Apple iPhoneの5GモデルであるiPhone12が発表された。4つの機種がある。5.4インチ2カメラの12 mini,6.1インチ2カメラの12,6.1インチ3カメラの12 Pro,6.7インチ3カメラの12 Pro Max だ。この前 SE2に更新したばかりなので,当分(数年)手を出すつもりはないけれど,今回のモデルチェンジはデザインもすっきりしているし,コンセプトもOK(大層なカメラも慣れてしまった)なので,昔だったら早速買っていたかもしれない。


写真:Apple のウェブサイトから引用


2020年7月4日土曜日

iPhone SE(4)

とりあえず,アプリは精選して再インストールした。この状態でMacBook Proにつなぐと,設定がそうなっていたからだが,勝手に音楽が同期された。写真はiCloudからの同期になっているので,ここには復活されない。iPhone 6sのバッテリケースは装着できたのだけれど,カメラホールがずれていたのでレンズを半分覆ってしまった。これでは芸術的なスモーク写真で満足するか,朝の散歩の写真撮影時にケースの着脱が毎回発生してしまうことになるので,iPhone 7用のバッテリケースを注文したらすぐ届いた。残念ながら iPhone SE用のバッテリケースは売っていない。保証はないのだけれど,とりあえず使ってみることにする。

追伸:気がつかないうちに,iPhone/iOSの写真の画像形式がJPEGからHEIF(High Efficiency Image File Format)に変わっていた。拡張子は HEIC。JPEGに変換するために,iMazing HEIC Converter を引っ張ってきた。メールで写真を送るときとかどうなるのかな?


写真 iPhone7用のバッテリケースを装着した iPhone SE(撮影 2020.7.4)