3月26日にChatGPT 4o の画像生成機能がアップグレードされた。画像生成にやや時間はかかるものの,画像中のテキスト文字が怪しく化けることはなくなり,漫画やアニメのような表現がうまくなった。このため巷にはジブリ風のキャラクターが氾濫している。まあ,○○風ということだけでは著作権的な問題は発生しないかもしれない(注3)。
自分の顔をジブリ化するヒトばかりでは能がない。ウィーン幻想派のルドルフ・ハウズナーの「赤い道化師の帽子」は学生時代に部屋の壁に貼っていた(アグネス・ラムに取って代わられるまで)お気に入りのポスターだ。これを自分の顔写真と合成するよう依頼したのが下図右のイメージだ。怪しさ満点だ。
図:ハウズナーの「赤い道化師の帽子」(左)とChatGPTの合成絵画(右)
ChatGPT 4oの画像生成機能がアップグレ—ドされた結果
それまで好きだったのは,ダリとマグリットだったので,その延長線上でこの幻想絵画展がぴったりとハマった。特にハウズナーがわかりやすくて,上図のポスターまで買ってしまった。展覧会の図録集を買うところまで思い至らなかったのが惜しい。後年,古書店で講談社の「現代の美術2 幻想と人間」を見つけて,5人と再会することができた。
[1]ウィーン幻想派 −その背景と5人の画家−(松田俊哉)
P. S. 展覧会の後,5人の名前を覚えておこうと手のひらに書きとめていたら,次の日,阪大マンドリンクラブの上條君に見つかって,これはウィーン幻想派じゃないのと指摘されてしまった。
[2]OpenAIの新画像生成機能〜4oイメージジェネレーション(シンギュラリティサロン)
[3]画像生成AIの不都合な真実 ~私はXで何を見たか ~(Lamron)
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