鈴木貫太郎のチャンネルで, p=a+1a が与えられたときに,a6+1a6 を求める問題があった。これを一般化して,bn≡an+1an を求める問題を考えた。
ここで,bn+1=p bn−bn−1 が成り立つ。これは三項間漸化式なので,このあたりに一般解法がある。漸化式の特性方程式 x2−p x+1=0の解をα=p+√p2−42,β=p−√p2−42とする。このとき,bn=Aαn+Bβn で一般解が与えられることにより,b0=2,b1=p の初期条件からA,Bを決定すると A=B=1となる。
つまり,bn=(p+√p2−42)n+(p+√p2−42)n となる。例えば,b10=−2+25p2−50p4+35p6−10p8+p10 だ。
これをMathematicaでプロットしたら,こんな感じのグラフが出てきた。ただし,aが実数ならば,|p|≥2 なのだ。
図:Plot[b[10], {p, -2.4, 2.4}]のグラフ
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