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2020年7月3日金曜日

iPhone SE(3)

記録のために,このiPhone SEの現段階のスクリーンショットを保存しておく。これまでは4.5ページあったが,このたびのリストラで3ページになった。


図:iPhone SE の現時点でのスクリーンショット

2020年7月2日木曜日

iPhone SE(2)

ということで,今週は裁判員の予定がなくなった。そこで,早速ソフトバックショップへ向い, iPhone SE を入手しようとしたところまではよかったのだけれど・・・帰ってからいろいろぐだぐだ。

バックアプファイルが壊れていたのがいたい。写真データと音楽データはどうするのか・・・というかもう端末にためておく必然性はないのか。そりゃ256GBもいらないはずだ。ということで,128GBのWhiteにしました。これだけは店員さんを評価する。しかし,不要なアクセサリ群を山盛りで購入させられそうになり,Softbankの電気メータとネットワークにも無理無理加入させられそうになった。今までこんなことはなかったんだけど・・・。

販売代理店を通すと便利なことがある一方で,逆に面倒なことも増えてしまい,もうこの歳になると,新しい端末の再インストールや環境設定で遊ぶのはもうほとんど苦痛の域に達してきた。かといって,オンライン購入にはまだ踏み切れなかったのだ。


写真:表はブラック iPhone SE Whiteの裏面(撮影:2020.7.2)



2020年6月24日水曜日

WWDC2020

アップルの開発者カンファレンスWWDC2020は新型コロナウイルス感染症蔓延のために,無観客で放映された。ティム・クックの挨拶のはじめには,ジョージ・フロイドの死にともなう人種差別撤廃についてのアップルの方針が示された。

ソフトウェアの開発状況や今後の展開が話題の中心であり,iOS,iPadOS,watchOS,tvOS,macOSの順に上級副社長のクレイグ・フェデリギ(もともとはNeXTのひとなのか)が中心となって説明が進んでいった。例によって細かなつくりこみやデザイン変更を凄い(incredible)凄い(gorgeous)と連呼して進める部分にはあいかわらず辟易するのだった。どうやらAndroidoの後追いらしのだが,ほとんどどうでもいい機能ばかりが複雑に追加されていく・・・orz。

Think Simple(Ken Segall)の精神はいったいどこにいったのだろう。地図関係は日本では期待できないし,翻訳機能だけは少したのしみだけれど,Siriもあまり信頼していないので微妙。後は,iPadOSとmacOSがどこまで接近融合していくのかが個人的な関心のポイント。翻訳機能と並ぶもうひとつの期待の柱はARなのだけれど,これはスルーされていた。

今回のポイントはやはり,Apple Siliconへの移行だ。日経朝刊が一番すっきりまとめていたけれど,マックのCPUは,1984 Motolora −(10年)→ 1994 Power PC −(12年)→ 2006 Intel −(14年)→ 2020 Apple Silicon(ARM)という変遷をたどっている約10〜15年でCPU交代が行われるわけか。なお,MacOSX は2001年に導入されており,次のとおりである。
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2001 Mac OS X 10.0 (Cheetah) → iPod
2001 Mac OS X 10.1 (Puma)
2002 Mac OS X 10.2 (Jaguar)
2003 Mac OS X 10.3 (Panther)
2005 Mac OS X 10.4 (Tiger)
2007 Mac OS X 10.5 (Leopard) → iPhone
2009 Mac OS X 10.6 (Snow Leopard)
2010 Mac OS X 10.7 Lion → iPad
2012 OS X 10.8 Mountain Lion
2013 OS X 10.9 Mavericks
2014 OS X 10.10 Yosemite
2015 OS X 10.11 El Capitan
2016 macOS 10.12 Sierra
2017 macOS 10.13 High Sierra
2018 macOS 10.14 Mojave
2019 macOS 10.15 Catalina
2020 macOS Big Sur(いよいよここから11.xシリーズになるようだ)
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やはり,インテルチップへの移行が完了して落ち着いたSnow Leopardのころが一番よかったような気がする。

前回のPowerPCからインテルへの移行もわりとスムーズだったので,今回もそれほど心配ではないけれど,悲しいかな,手元にあるMacBook Pro mid 2012 はもうmacOS Big Surに対応しないのである(iPhone 6sは iOS14に対応するようだけれど)。そろそろ機種交換が必要か。次の候補はあの変なTouch Barがついていない MacBook Air にしたいものだけれど・・・もうApple のサイトでアクセサリをみても CDドライブは出てこないのであった。むむむ。あと,iPhone SE2用のバッテリケースもありません。むむむ。

富岳もARMベースのようだし,ARMアーキテクチャの天下がやってきたということか。

追伸:グーグルでWWDC20XXの画像検索をいくつか試してみて下さい。今回のWWDC2020のデザインがもっともダサイと感じる私の感覚はおかしいのだろうか?

[1]OSXの終焉

2019年9月15日日曜日

iPhone11によせて

石川県立小松高等学校出身の田端信太郎さんが,インターネット個人番組のタバラジで,iPhone11の話をしていた。そう,スマートフォンは完全にコモディティ化したということが再確認された2019年9月10日のApple Special Eventだったね,ということである。要点は,カメラ3つつけて何がうれしいの?2007年のあの感動はどこにいった。しかしそれがすべての製品の必然的運命。次のわくわくさんはなんだろう。以上が内容のまとめであり,1Tweetで表現できそうであるが,ほとんど同意なのだった。

2019年6月8日土曜日

アップルと私

なんだかこの40年間ずっと影響・翻弄され続けてきたような・・・

1980年代初頭,私はPC-9801ユーザで研究室のコンピュータもPC-9801シリーズ(まわりを見回してもみんなそうだった)。ところが,1988年に大阪教育大学に40台のMacintoshII (Mathematica, Fortranつき)+ LaserWriterが導入されたのをきっかけとして,マックユーザに転向してしまった(PC-9801RAくらいまではフォローしていた・・・)。

最初にMacintoshを見たのは日本橋の上新電機の1階だった。PC-9801本体+8087プロセッサが30万円の時代に,小さなモノクロディスプレイ一体型のMacintoshPlusが60万円以上していた。これはコストパフォーマンスが悪いと思い,その後近づかないようにしていた。それでも何か気になって,Mac+(1986-)やMacLife(1987-)などの雑誌を買い始めたところに,各国立大学へ貿易黒字対策のための外国製コンピュータ導入の話が降ってわいた。

いまから思えば,これが日米貿易戦争の端緒であり,半導体産業やコンピュータ産業の凋落の第一歩であったように思う。この米国の作戦に自ら進んで飛び込んで成長力を失った日本は,さらに竹中マジックで骨の髄まで外資にしゃぶられる今日の体たらくになるのであった。当時はバブルとも重なって毎週のようにDRAM技術の革新が報じられ,日本の半導体は少なくとも量的には完全無敵の状態に見えていたにもかかわらず。

さて,大学にMacintoshIIが導入されてからは,ジョブズのいないアップルの業績は下り坂で,その方針も混迷を極めた。日本経済新聞は何かある度にこれでもかというようにアップル叩きに勤しんでいた。その後の手のひら返しをみて,つくづくジャーナリズムにいやけがさすのであった。

なにやかやいっても,おおむねアップルの動きに追随してきたつもりだった。ところがApple Watchを見送ったあたりから,様々な技術や製品についていけなくなった。アーリーアダプターとしてiPhoneを卒業生らに見せびらかしていた時代がなつかしい。

P. S. 池田分校の新しい情報科学専攻に1教室分のMacintoshIIが設置され,ここでMathemacaの授業を1コマ持っていた。毎週朝早く到着して,全台手作業でDisinfectantでウイルス除去をするのが私の仕事だった。

年代 事項    製品      私は       
1976 創業 Apple I 大学院進学
1977 アップルコンピュータ設立 Apple II
1978
1979 Lisaプロジェクト
1979 Macintoshプロジェクト
1981
1982 大阪教育大学
1983
1984 Macintosh PC-9801導入
1985 ジョブズ追放→NeXT
1986
1987 Newtonプロジェクト HyperCard
1988 MacintoshII×40台
1989 MacintoshIIfx導入
1990 (NeXTstation)
1991
1992 Newton MP NeXTstation導入
1993
1994 PowerMacintosh PowerBookDuo270導入
1995
1996 NeXT買収
1997 ジョブズ復帰 漢字Talk7 PowerBook2400購入
1998 iMac/AppleWorks
1999 iBook
2000
2001 アップルストア MacOSX/iPod
2002 iPod購入
2003 iTunes Music Store
2004
2005 スタンフォード卒業式
2006 Apple TV
2007 iPhone
2008 iPhone購入
2009
2010 iBookstore iPad
2011 ジョブズ死去
2012 MacBookPro購入
2013
2014 Apple Pay開始
2015 Apple Watch
2016
2017 ApplePark
2018 定年退職
2019 iPadPro購入
2020

2019年6月6日木曜日

WWDC19(3)

WWDC19(2)からの続き)

Gizmodo Japanで,林信行(1967-)と松村太郎(1980-)が対談していた。
AR kitの話,AppleTVとゲームコンソールの話,Apple Watchの話など興味深い。
Appleの #WWDC19 を著名ジャーナリスト2人とギズ編集長が語る動画ができました

ARグラス=電脳メガネが実用化されるまではまだ時間がかかりそう。でもそれまでに社会の分断化が進んでしまって,この技術は誰のためのものということになるのか。

nobiさんからプログラミング教育で,Swiftを使ったらどうかという提案があった。それで思い出したが,大阪教育大学の新しい理事・事務局長(名称復活...orz)の新津勝二さんは,文部科学省初等中等教育局教育課程課課長補佐の時代にプログラミング教育に関わっていたようだ

2019年6月5日水曜日

WWDC19(2)

WWDC19(1)からの続き)

macOS 10.14 Mojaveはインストールしていない。まだ,High Sierraのままである。当初の不具合に加えて,ダークモードが好きじゃないのだ。もちろんモバイル環境で節電できるというメリットはあるのかもしれないが,この歳になると暗い背景では字が読みにくいのです。

macOS 10.15 Catalinaについての情報もいろいろと入ってきた。ベータリリースノートには,正式版ではScript言語のランタイムが同梱されなくなるとあるようだが,どうなんだろうか。Homebrewさえインストールできれば問題ないのかな。

あと,ハードウェアもソフトウェアもデザイン的な統一感が失われていることが残念。

WWDC19(3)へ続く)

2019年6月4日火曜日

WWDC19(1)

毎年,WWDCなどアップルの発表がある度にkeynotesを見ている。最初に見たのは,スティーブ・ジョブズがアップルに戻ってきて,1998年にiMacを発表したときだったろうか。その約10年後の2007年に最初のスマートフォンであるiPhoneが発表されたときははっきり憶えている。それから1年後に日本で発売されて1ヶ月後にiPhoneを購入したときの高揚感も忘れられない。

残念なkeynotesもあった。iMacの最終段階で,ろくな製品がなくJobsが水玉模様のiMacで一瞬お茶を濁していたのがその最たるものだ。最近のWWDCもそれに匹敵すると言えるかもしれない。OSやアプリケーションの細かな改良とハードウェアの漸進的な更新が続き,場合によっては,改良ではなく後退や悪化にもみえるものもあった。

今回のWWDC19はどうだったろうか。iPadOSができてMacのサブディスプレイや入力となるのはよいかもしれないが,どこまで使うだろうか。新しいMacProはデザインと価格は最悪だが,拡張性が高いことは評価できる。ただし,プロユースでフルセットにすれば数百万円のシステムになるので,我々一般ユーザにはもう関係のない世界に入ってしまった。iOS13のセキュリティ関連やApple SignInはちょっと面白いかもしれない。あとは,TwitterのネイティブアプリがMacに帰ってくるかもしれないことかな。