2024年7月16日火曜日

世界人口推計2024

人類減少からの続き

7月11日に,国連の世界人口推計の2024年版が公表されたので,まとめてみた。

最初に,ChatGPT-4oに全文を読ませて,世界人口と日本人口の2100年までの推移グラフを描くようお願いしたところ,残念ながら堂々巡りのループに落ち込んで,全く結果を出すことができなかった。

しかたがないので,自分で最初から目を通したところ(最初からそれしなさいってこと〜),それぞれのグラフは存在していたので,これを以下に添付する。それと,キーメッセージがあったので,これだけは,ChatGPT-4oにまとめてもらった。

Q(koshix):
国連の人口推計における上記ファイルのキーメッセージの内容を日本語でまとめてくだい。

A(ChatGPT-4o):
国連の2024年版「世界人口予測」の主なメッセージは以下の通りです。

世界人口のピーク
 世界人口は今後50~60年間成長を続け、2080年代半ばに約103億人に達すると予測されています。その後、世紀末までに約102億人に減少する見込みです。
21世紀内に人口がピークに達する確率は80%と非常に高いです。これは10年前の予測と比較して大きな変化であり、当時は21世紀中に人口成長が終了する確率は約30%でした。
2100年の世界人口は、10年前の予測よりも約6%少なくなると見込まれています。この変化の主な要因は、中国などの大国で予想以上に出生率が低下したことです。

既に人口がピークに達した国
 2024年時点で世界人口の28%を占める63か国・地域で、人口はすでにピークに達しています。これには中国、ドイツ、日本、ロシア連邦が含まれます。
これらの地域の人口は今後30年間で14%減少すると予測されています。
さらに48か国・地域(世界人口の10%)では、2025年から2054年の間に人口がピークに達すると予測されています。この中にはブラジル、イラン、トルコ、ベトナムが含まれます。
残りの126か国・地域では、2054年まで人口が増加し続け、世紀後半または2100年以降にピークに達する可能性があります。この中にはインド、インドネシア、ナイジェリア、パキスタン、アメリカ合衆国が含まれます。

出生率の低下
 現在の世界の平均出生率は女性1人当たり2.25人で、1990年の3.31人から大幅に減少しています。
世界の半数以上の国・地域で出生率は人口維持レベル(2.1人)を下回っています。特に、中国、イタリア、韓国、スペインなどでは「超低出生率」とされる1.4人未満となっています。

早婚と若年出産の影響
 現在、45%の国・地域で出生率が2.1人以上ですが、サハラ以南のアフリカでは4人以上の国も多くあります。2024年には、18歳未満の母親から約470万人の赤ちゃんが生まれ、そのうち約34万人は15歳未満の母親からです。
若年出産は母親と子供の健康に悪影響を及ぼします。教育への投資や結婚・初産年齢の引き上げは、女性の健康や労働力参加に良い影響を与えます。

COVID-19後の寿命の回復
 世界の平均寿命は2024年に73.3歳に達し、1995年から8.4年延びました。2054年には77.4歳に達すると予測されています。
COVID-19の影響で一時的に寿命が低下しましたが、2022年以降、ほぼすべての国・地域で回復しました。

移民の影響
 50か国・地域では、移民が低出生率と高齢化による人口減少を和らげると予測されています。
例えば、イタリア、ドイツ、ロシア連邦では、移民がなければ人口のピークは早まっていたでしょう。
移民は2054年までに52か国・地域、2100年までに62か国・地域で人口増加の主な要因となると予測されています。
これらのメッセージは、世界の人口動態の変化とその影響についての重要な洞察を提供しています​。



図:世界人口の推移と,日本など4カ国の人口の推移(WPP2024から引用)

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