NHKが1969年の3月1日に
FM放送を開始してから50周年を迎え,3月1日から3日間にわたって,
特別番組を放送している。1969年といえば,高校1年生だった。その頃,親にねだって買ってもらった
SONYのテープレコーダサーボマチックF1(TC-222)と家にあった古いトランジスタラジオでAM放送のエアチェック(洋楽ポップス+日本のフォーク少々)をするのが趣味となっていた。その後,半裸ケーブルでイヤホンジャックから結線していたラジオから,
SONYのトランジスタラジオ(TFM-110F)に更新してもらったように思う。
ノートに楽曲名や演奏者を記録しながら,SONYの直径5インチ(テープ幅1/4インチ)の家庭用オープンリールテープ10数枚に楽曲がたまっていった。サーボマチックF1は,テープスピードが 4.8 cm/sと 9.6cm/s に切り替えられるようになっていたが,テープ代を節約したい高校生は,音質を無視して 低速で録音していた。この場合の1本のテープの録音時間は1時間くらいだったと思う。したがって1本に15-20曲程度入ることになる。10本で200曲か。いまだと,iPhoneに楽々4000曲保存できるのであった。
1972年に大学に入ってしばらくすると,もうオープンリールの時代ではないということで,
SONYのラジカセ(CF-1600)に乗り換えた。なんと景気の良い時代であったこと。NHK-FMでは大学の同級生の佐藤秀明君の影響でクラシックを聴くようになり,やはり同級生の佐藤正泰君にならって,FM-fanを何度か購入したこともあった。
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