On a Thread of the Web

芥川龍之介が「蜘蛛の糸」を発表して百年。高二の秋の文化祭,クラスの仮装行列のテーマが 蜘蛛の糸だった。お釈迦様の極楽タワーの竹を近所から切り出し,地獄の焔と煙の絵を描いた。犍陀多に続いて蜘蛛の糸(登山部の赤いザイル)に群がる地獄の亡者だったころ。

2019年1月31日木曜日

Flickrの短縮URL

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Twitterで 奥村晴彦さんがつぶやいている 。これはたぶんPythonかなと思ったらそのようである。以下引用。 全然関係ないけどFlickrの短縮URLの理屈がわかった。Base58だ n = 8348087410 a = "123456789abcdef...
2019年1月30日水曜日

天牛書店

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ニュースによると, 天牛堺書店 が経営破綻したとのこと。しばらく前に大阪市営地下鉄なんば駅の改札を出てすぐの ekimo なんば店が閉店していて残念だったのだが(と,調べてみると2016年9月・・・もう2年半も過ぎてしまったのか),このたび破産手続を開始したようだ。 所用で和...
2019年1月29日火曜日

Juliaでパズル(5)

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( Juliaでパズル(4) から続く) 結論:失敗でした。7時間以上かかるプログラムを高速化するために,重複計算部分を配列に落とし込もうとしたが,プログラムの見通しが非常に悪くなって,しかも時間も短縮できないという残念な結果に終わってしまった。 30年くらい前,スーパー...
2019年1月28日月曜日

地獄からの復活劇

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新聞によりますと, 岡山の小学校5年生が,地獄−極楽の移動時間を求めた とのこと。移動時間は12.7年とのことで,移動に用いられる蜘蛛の糸の強度も割り出したそうだ。 これは,是非とも調べてみなければいけません。 一般財団法人理数教育研究所(代表理事岡本和夫) が主催している ...
2019年1月27日日曜日

Juliaでパズル(4)

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( Juliaでパズル(3) からの続き) 目的はJuliaプログラミングの習得ということなのでこの話題がだらだたと続いている。高速が話題のJuliaで初めて実行時間が1時間以上のプログラムを作ったが,アルゴリズムがポンコツだといくらでも遅いプログラムができるのであった・・・...
2019年1月26日土曜日

Juliaでパズル(3)

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( Juliaでパズル(2) からの続き) 世の中で流布している数学パズルだと,4つの数字と加減乗除を組み合わせて10をつくる Make 10 が有名らしい 。もちろん,この手の問題では計算結果はすべて整数となるのが普通であるが,今回は,実数の範囲で計算して最後に整数化できる...
2019年1月25日金曜日

Juliaでパズル(2)

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( Juliaでパズル(1) からの続き) 4つの数字から整数をつくるパズルをコンピュータで処理させるためには,式に対応する文字列を,プログラム内で式として評価する必要がある。これは,Juliaドキュメントの Metaprogramming のところに詳しいが,ここでのポイン...
2019年1月24日木曜日

Juliaでパズル(1)

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4つの同じ数字に演算をほどこして,1から順に整数を作るというパズルがある。 例えば,6÷6+6-6 = 1,  6÷6+6÷6=2,  (6+6+6)/6 = 3,  などなど。 これを,Juliaの基本演算子や基本関数だけを使って実行してみると, 1 1+1-1*1 ...
2019年1月23日水曜日

円周率が22/7より小さいことの証明

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というタイトルのWikipedia記事がある( 円周率が22/7より小さいことの証明 )。 証明は次の通りである。 \begin{equation} \begin{aligned} 0 &< \int_0^1 \dfrac{x^4(1-x)^4}{1+x^...
2019年1月22日火曜日

角運動量の合成への道(4)

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( 角運動量の合成への道(3) からの続き) 次に,スピン1の粒子の軌道角運動量$\boldsymbol{L}$とスピン角運動量$\boldsymbol{T}$の合成を考える。$\boldsymbol{J}=\boldsymbol{L}+\boldsymbol{T}$であり,...
2019年1月21日月曜日

角運動量の合成への道(3)

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( 角運動量の合成への道(2) からの続き) 2つの独立な自由度からなる系の別の例として,1つの粒子が軌道角運動量$\boldsymbol{L}$とスピン角運動量$\boldsymbol{S}$を持つ場合を考える。これらを合成した全角運動量を $\boldsymbol{J}=...
2019年1月20日日曜日

角運動量の合成への道(2)

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( 角運動量の合成への道(1) の続き) 2つの独立な自由度がある系の例として,スピン$\frac{1}{2}$を持った2粒子の系を考え,この系の合成スピン$\boldsymbol{S}=\boldsymbol{S}_1+\boldsymbol{S}_2$を考える(より正確に...
2019年1月19日土曜日

角運動量の合成への道(1)

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(MathJaxの記号一覧は,この Easy Copy MathJax が便利である。)  角運動量演算子については,次の交換関係から出発して,固有値と固有状態の議論ができる。一般化された角運動量演算子$\boldsymbol{J}$はエルミート演算子であり,その成分は交換...
2019年1月18日金曜日

日本古典籍データセット

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( Yahoo!知恵袋データ(第3版)  からの続き) 国立情報学研究所(NII)の 情報研究データリポジトリ の末尾には,提供を完了したデータセットとして,国文研データセットがあげられており,情報・システム研究機構 人文学オープンデータ共同利用センターに移管されたとされて...
2019年1月17日木曜日

Yahoo!知恵袋データ(第3版)

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国立情報学研究所(NII)が, 情報学研究データリポジトリ として,様々なデータセットを公開している(下記リスト参照)。最近公開されたのが, Yahoo!知恵袋データ(第3版) だ。 Yahoo!知恵袋 は,Yahoo株式会社が2004年から公開している利用者参加によるQ&A型の...
2019年1月16日水曜日

Juliaの四捨五入

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Juliaの実数を整数に丸めたいので,a=1.5 b=Int(a) とするとダメなのであった,ここでつまづくのは何回目( カプレカ数 の項をみる)。documentをちゃんと読むと,実数に対して丸め関数を作用させた後に型変換せよとある。丸め関数に型指定を含むものもある。 V1.0...
2019年1月15日火曜日

Juliaで積分

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(1)数式処理の場合 Juliaのバージョンが古いが, たけしの忘備録「Julia+SymPyの勝手なまとめ」 に設定やその他の数式処理の例についても書いてある。最低限の部分は以下のとおりである。 import PyCall import SymPy @syms x ...
2019年1月14日月曜日

Juliaにおける変数のクリア

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Jupyter 上の Juliaでいろいろな作業をしていると,使用している変数や関数の名前が重なってしまうことがある。Ver. 0.6には,workspace() というコマンドがあって,変数のバインディングをクリアできたようだが,Ver. 1.0ではこの機能がなくなっている。 ...
2019年1月13日日曜日

献灯使:多和田葉子

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講談社文庫の献灯使(多和田葉子 )を読了。中編小説の「献灯使」と3つの短編小説1つの戯曲からなる短編集。「韋駄天どこまでも」に稲垣足穂のフレーバーを感じる。 斎藤美奈子の岩波新書の「日本の同時代小説」 の2010年代の項では,ディストピア小説に向う純文学として,佐藤友哉の「ベッド...
2019年1月12日土曜日

Juliaにおける変数のスコープ

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2つのソートされた配列を比較する練習問題プログラムを実行しようとしてひっかかった。 #3 function main()   a=sort(rand(1:100,30))   b=sort(rand(1:100,30))   j=1   k=1   while j...
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