いただきものの万博チケット2枚があったので6月18日9:00入場に予約した。さらに,7日前パビリオンの予約を試みたところ,シグネチャーパビリオンのEARTH MART(小山薫堂)に当たってしまった。調子に乗って3日前の先着申込も当たるかと期待したがこちらは全滅。
大和八木駅前7:00発の奈良交通の万博会場行きバスをかろうじて予約できたので,比較的好いているといわれている西ゲートからの入場になった。たしかに空いていた。数百人からスタートした待ち行列に1時間弱並んで無事に西ゲートから入場できたのが9:05ごろだ。最初の30分はイタリア館の先着順行列を除いて閑散としていた。
(1) 英国館:9:30オープンの最初の20-30人のグループに入ったが,単なる映像紹介だけ。
(2) チェコ館:こちらも空いていて待ち時間なし。サザエ堂のようなスロープを登って階段を下りただけ。屋上にピルスナービールがあったが,朝からなのでちょっと遠慮した。
(3) 北欧館:これもほぼ待ち時間なし。中は一部屋で意味不明の映像が流れていただけ。かなり残念な部類。スウェーデン語のおはようはグモロン。最後に水を1個パックもらえた。
(4) 昼食:テーマ館ゾーン北にある食堂の1200円のケンミンビーフンは美味しかった。
(5) COMMONS C/B:いろいろな国のコーナーの集合体。ざっとみて終わり。
(6) 大屋根リング:海側の約90度分を歩いた。日陰がなくて暑すぎる。
(7) 団体休憩所:個人の皆さんが昼食休憩。ブラジル館のテイクアウト珈琲ラテで一服。
(8) カンボジア館:地味だけれど現物が陳列してあるので一番マシだと思う。
(9) トイレ:最低。この万博で最も失敗しているのがトイレ。その次は地図。
(10) EARTH MART:30分ほど,映像+展示(解説有)+映像,飴玉一個のお土産付き
約6時間の滞在後14:30に,東ゲートから出場し地下鉄中央線の夢洲駅−生駒−西大寺…と電車を乗り継いで帰ってきた,混雑していない時間帯だったので,東ゲートから駅までの大回りは避けられた。それでも老人夫婦はヘロヘロなのであった。
結論:万博に無理して行く必要はない。特に高齢者の場合。当初は,一度でも行けば通期パスを買いたくなるのではないだろうかと考えたこともあったが,そんな心配はまるでなかった。まあ,1970年の万博だってこんなもの(つまらない展示の羅列)だったのかもしれない。若かったので元気はあった。
公式マップがボロボロなので,非公式のTsuji マップというのが評判だ。ところが実際には地図では全くわからない通行禁止領域がたくさんあって,A地点からB地点に行くのが非常に困難なのである。トイレは動線の設計が出鱈目で,なおかつ,使用中かどうかが判別不能なものが沢山あって絶望的にひどい。何億円のデザイナートイレはいらないので,普通の人間工学的設計をしてくれ。
写真:薄汚れてきた海側大屋根リング(2025.6.18)
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