2024年6月9日日曜日

国立大学協会声明

6月7日に国立大学協会理事会名で,国立大学協会声明が出された。タイトルは,国立大学協会声明------我が国の輝ける未来のために------である。A4,1ページ1000字の文書で,1.国立大学の覚悟,2.国立大学を取り巻く財務状況の悪化,3.輝ける未来への協働,4.国民の皆様へのお願い,からなるけれどもいいたいことは次に集約される。
2.国立大学を取り巻く財務状況の悪化
国家予算が厳しさを増すにつれ、国立大学の活動を支える基盤経費(運営費交付金)は減額されたままです。加えて、社会保険などの経費の上昇、近年の物価高騰、円安などにより基盤経費を圧迫し、実質的に予算が目減りし続けています。また、働き方改革の実現のため、大学教職員、学校教員や医師を確保する必要も出てきました。その中にあっても質の高い教育研究活動を維持・向上していくために、寄付金などの外部資金や自ら収入を増やす努力も進めています。そうして、我が国の課題、また地球規模の課題の解決に、教育と研究を通じて全力で取り組んできました。
しかし、もう限界です
確かに,限界である。全国立大学の授業料を10%あげたところで問題は解決しない。

(参考)としてあげられている国立大学理事会のメンバー32名には,会長補佐として大阪教育大学の岡本幾子学長の名前もあった。




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