2024年5月10日金曜日

チョイソコてんり(1)

天理市のAIデマンド交通システム「チョイソコてんり」が2024年4月から運用を開始した。昨年の12月に1ヶ月実証実験した結果,実施が決まったものだ。これにより,コミュニティバス「いちょう号」とデマンドタクシー「ぎんなん号」は廃止される。

年始の1/1-1/3を除く毎日8:00から19:00まで利用できる。運賃は1回300円(山間部の福住地区は500円),65歳以上の高齢者と障害者と学生と運転免許自主返納者は割引があって,1回200円(福住地区300円)だ。未就学児は無料。

あらかじめ会員登録したうえで,電話で事前予約する必要がある。5分前に停留所にいって待っておけばよい。あとは,AIというかコンピュータが自動的に最適なルートを割り出して,複数のお客さんを乗せて目的地に向かう。問題は,住宅地に指定された停留所(193箇所)と設定された目的地(市役所,病院,マーケット等 15箇所)の間だけに限られ,住宅地間は利用できないことだ。

最近の朝の散歩で,チョイソコ天理の停留所巡りをしている。自宅の半径2km周辺には30箇所ほどある。目的地にすべての小中学校と駅とコンビニを加えてほしいかも。

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写真:自宅の周囲にあるチョイソコてんりの住宅地停留所

チョイソコは,TOYOTAグループの部品メーカのアイシンが開発・運営しているオンデマンド型の交通システムである。全国各地に導入されているが,地域ごとに運営形態は多様なようである。チョイソコのホームページでは,いくつかの事例が具体的に紹介されているけれど,必ずしも網羅的にリストアップして,統一性を強調しているわけではなかった。


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