2024年2月26日月曜日

スフイアハンドブック

2024年2月26日,二・二六事件から88年。NHKはサブチャンネルも活用して国会中継をもっと放送すべきだとかぶつくさいいながら,朝9:00からNHKの国会中継が始まるとすぐテレビを消してしまう悪子の老人だ。

今日の衆議院予算委員会の国会中継のトップバッターが石破茂で,久しぶりにまともに聞こえる質疑が行われていたので思わず見入ってしまった。農林族なので食糧安保について聞いているのかな。哲学系ユーチューバ−のじゅんちゃんが笑いながら期待していたような,いわゆる裏金問題について,政治資金規正法の本義に基づいての言及などはもちろんなかった。

石破茂が,二・二六事件の蘊蓄を語った次に話したのは,避難所の在り方の話である。その説明で,スフィアハンドブックを持ち出していた。スフィアのホームページには次のようにその概要が示されていた。
スフィア運動は1997年、災害対応における人道的活動の質の向上を目指す人道専門家のグループによって始まった。この目標を念頭に、彼らは人道憲章を策定し、人道的対応に適用すべき一連の人道基準を特定した。

当初は赤十字・赤新月運動とともに非政府組織によって策定されたスフィアの基準は、国内外の NGO、ボランティア、国連機関、政府、ドナー、民間セクター、その他多くの人々にとって、主要な参照ツールとなった。今日、スフィアは、人道支援の質と説明責任を向上させるために、実務者を集め、力を与える世界的なコミュニティとなっている。

スフィアの主要出版物である「スフィアハンドブック」は、人道的対応における共通原則と普遍的な最低基準のセットとして、最も広く知られ、国際的に認知されているもののひとつである。


図:スフィアハンドブック2018日本語版の表紙

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