2022年5月29日日曜日

RICTYフォント

東北大学の清野舜さんによる「試行回数の増やし方2021年度版」というスライドをみていた。

成功回数 = 試行回数 ×  成功率の公式から,成功率なんてあがらないので,成功するには試行回数を増やせ。試行回数を増やすためには,1回の試行時間を如何に短縮するかということで,プログラム開発における重要な考え方やツールの実践的な紹介をしている。こんなアドバイスを身近にしながら研究できる大学院生がうらやましい。

そこで,プログラミング用のフォントの話を見つけた。1(イチ)とl(エル)とI(アイ)や,O(オー)とo(オー)と0(ゼロ)など区別が困難なフォントがある。それを避けるべくデザインされたのが RICTY フォントだ。等幅フォントであり,半角と全角の幅が1:2になっている。

Macでのインストールは,古い資料ではうまくいかなかったが,新しいものでは次のようにして簡単に導入できた。

$ brew tap sanemat/font

$ brew install ricty

$ cp -f /opt/homebrew/opt/ricty/share/fonts/Ricty*.ttf ~/Library/Fonts/

$ fc-cache -vf

結果は次のようになっている。



図:RICTYフォントの見本

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