2022年2月2日水曜日

大河ドラマ

報道ニュース番組は壊滅状態で政府の宣伝機関に堕してしまったNHKだが,かろうじて,あさイチと,ドキュメンタリーのいくつかだけはまだ見られる(別のタイプの洗脳をされているのかもしれない)。NHKの大河ドラマについても毀誉褒貶があるが,ときどき,おもしろくて見続けることができる年がある。今回の,鎌倉殿の13人もそのひとつになりそうだ。脚本と配役がよいのかもしれないし,時代なのかもしれない。

これまでの大河ドラマで最初から最後まで見続けたものを振り返ってみた。マイベスト7は次のようなものだ。

3 太閤記(1965)
7 天と地と(1969)
29 太平記(1991)
41 利家とまつ(2002)
47 篤姫(2008)
50 江(2011)
55 真田丸(2016)
第1回の「花の生涯」が小学校4年,第2回の「赤穂浪士」が5年生のときであり,いずれも(たぶん親と一緒にぼんやりと)見ていた記憶ははいるが,ストーリーまで十分理解していたわけではない。「太閤記」は子供向けの物語もあったのでついていけたのだった。「天と地と」は,海音寺潮五郎の原作の文庫本も読んでおり,単純な高校生には余韻を含む最後のシーンがもの足りなかったのだった。

「太平記」はその舞台の一角である奈良に転居した年だ。「利家とまつ」は金沢出身者の必見番組で見ないわけにはいかない。「篤姫」も宮尾登美子の原作を読んだ。などなど。他の大河ドラマでも部分的な記憶に残っているものはあるが,ほとんど見なかった年もある。

法然・親鸞・蓮如とか出口王仁三郎・中山みきとかをやってほしいのだが,宗教系は無理かな。あるいは文学者とか科学者とか芸術家とか,ひとりでは難しいかもしれないので群像劇でお願いします。山川捨松と津田梅子の詰め合わせでもよい。

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