2021年6月17日木曜日

イベント制限

なにがなんでも オリンピックに向かってまっしぐらに進んでいる今日このごろ。

6月20日迄の緊急事態宣言と蔓延防止等重点措置は解除の方向となり,変更されたものの期限は7月11日迄である。

緊急事態宣言10都道府県{北海道,東京,愛知,京都,大阪,兵庫,岡山,広島,福岡沖縄}のうち,沖縄は継続,岡山と広島は解除,その他下線のところは蔓延防止措置に移行。

蔓延防止等重点措置5県{埼玉,千葉,神奈川,岐阜,三重}の内,岐阜と三重は解除,その他は継続。したがって,蔓延防止等重点措置は合計10都道府県となる。

イベント制限については,緊急事態宣言と蔓延防止等重点措置が出されている都道府県に対して,現在の定員50%以内かつ上限5000人を解除後は定員50%以内かつ上限10000人に変更し,1ヶ月後程度で問題がなければ,現在のその他地域と同様に,5000人以下か定員50%以内のいずれか大きい方に変更する予定である。

7月23日のオリンピック開始時には,定員の50%がOKになるということだ。関係者が口をそろえて今回のイベント制限変更措置は五輪とは関係ないというのでますます怪しさが露呈している。わかりにくいので,Mathematicaで現在と今後の制限のようすを図示してみる。

現在: g1 = RegionPlot[ {y < 0.5 x && y < 5, y <= 0.5 x || y <= 5}, {x, 0, 40}, {y, 0, 20}, PlotLegends -> "Expressions"]

今後: g2 = RegionPlot[ { y < 0.5 x && y < 10, y <= 0.5 x || y <= 5}, {x, 0, 40}, {y, 0, 20}, PlotLegends -> "Expressions"]



図 イベント制限(左6/20まで,右6/21から,単位は千人)

P. S. 日本経済新聞の朝刊記事の内容をまとめると上のようになったのだけれど,6月17日に開催された,新型コロナウイルス感染症対策本部(第 69 回) によると微妙に解釈が間違っているのかもしれない。その場合,その他地域でも上限の1万人が存在していることになるのだけれど,ちょっと自信がない。どうして,こんなにわかりにくい文書を作れるの?

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