2021年4月19日月曜日

非常勤講師2021前期授業開始

大阪教育大学の2021年度前期授業が 4月15日からスタートした。今年の大教大の非常勤は前期1コマ,後期3コマである。その初回が4月19日(月)である。大阪府では医療非常事態宣言が4/15から5/5にかけて発出されている。大阪府からは,大学等へのお願いとして「授業は、原則オンラインとし、困難な場合は、クラスを分割した授業や大教室の活用等により密を回避するようにしてください。(4月15日から要請)」となっていた。

一方,文部科学省からは対面授業実施についての強い圧力が加わっているようで,大学からの教員向けの様々な文書にもそれが滲み出している。そんなわけで,第1週目は必ず対面授業,第2週目以降で期限の5月5日までは,完全オンライン授業,その後は原則対面授業(一部の大人数指定科目だけは全てオンライン授業)として,対面授業の割合は50%以上確保し,教員の都合で勝手にオンライン授業にすることは禁止というなんだかわけのわからないがんじがらめになってしまっていた。

久しぶりの大学はエスカレータの天井や周辺が荒れ始めていたが,エスカレータ三号機だけは新調されていた。非常勤講師のための講師控え室(教務課職員が支援)は無人の印刷室に代わり,学内は消毒剤で溢れていた。教室の扉は開け放してあり,授業の中盤にはチャイムがなって換気を促していた。いくら対策していてもこれだけ若者の密度が高ければ,高齢者にとってはなかなか怖い空間となっているのであった。



写真:新調していない方のエスカレータ1号機(撮影 2021.4.19)

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