2019年11月8日金曜日

TEAC LP-R550

TEACターンテーブル/カセット付きCDレコーダー LP-R550が壊れてしまった。先日,新大阪にあるTEAC修理センターに持ち込んだところ,修理不能のため,有料で新品のLP-R550USBに交換され送られてきた。家にあるレコードを聴くためのミニマムのセットである。

大学時代の下宿ではSONYのラジカセを愛用し,レコードを聴くのは自宅に帰省したときに限られていた。あ,そうではない。妹が隣棟の2Fに下宿していて,SONYのオーディオセットを買っており,レコードはそこで聴いていた。あれは,たぶん1978年に彼女が結婚した際に持って行ったはずだ。

1981年に自分が結婚したときには,テクニクスのシンプルなコンボを買った。父が亡くなる前にこれを金沢に持って行ったのは,レコードを聴いてもらうためだっただろうか。その後,廃棄して後継はSONYにしたのだが,こちらのほうは記憶にすらない。このころから購入したSONY製品の劣化が進んで,テレビやビデオなども軒並みにすぐ調子が悪くなった。

CDの時代になってレコードは聴かなくなったと思ったら,iPod全盛期を迎え,家族全員が持っていた。そのうちCDも買わなくなり,レンタルCDをダビングする時代になった。iPodはiPhoneに移行し,ついにstreamingの時代になってしまった。CDの全盛期は1985年から2005年までしか続かなかった。で,再びアナログレコードの復権である。かな?


    

写真:テクニクスの1980年頃のモデル(Technicsより),TEAC LP-R550USB(TEACより)

0 件のコメント:

コメントを投稿