2019年10月23日水曜日

豆玩舎ZUNZO

奈良から近鉄奈良線の八戸ノ里へ行くには,生駒から先は準急で進み,東花園で普通電車に乗り換える必要がある。諸般の事情でこれに失敗すると河内小阪で降りて歩いて戻る羽目に陥る。なお,近畿大学本部の最寄り駅は,近鉄大阪線の弥刀であることに注意する。

東大阪市は,人口50万人の中核市だ。花園ラグビー場と技術を持った中小企業が集積する町として知られているはずだ。なんと,江崎玲於奈と山中伸弥も輩出しているようだ。

司馬遼太郎や田辺聖子の記念館・文学館や,大阪商業大学アミューズメント産業研究所という,囲碁・将棋・麻雀などのゲームや娯楽についての研究や常設展示をしている施設もあり,見どころは多いと宣伝されていた。

荒本にある東大阪市の教育委員会を訪ねたことがあるが,そこは高層ビルで堺市役所の次に立派な市庁舎の中にあった。東大阪市は儲かっているのだろうか。最近,東大阪市文化創造館という複合施設も完成し,非常に立派なホールができていた。

さて,八戸ノ里駅前には,グリコのおまけを開発で知られている宮本順三が設立した宮本順三記念館(別名豆玩舎ZUNZO)が小さなビルの4Fにあった。宮本順三は,1935年に江崎グリコに入社しており,グリコのおまけのアイディアを求めて世界を回って収集したおもちゃがたくさんあった。

自分がグリコのおもちゃで遊んだ時代は,プラスチック製のものが主流となる少し前だったように思う。木でできた電化製品や乗り物や道具などがあったはずなのだか,展示されているグリコのおまけの中であまり記憶にぴったりはまるものはなかった。江崎記念館に行く必要があるのかな。



写真:豆玩舎ZUNZO(2019.10.22撮影)

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