2019年7月22日月曜日

喜光寺(菅原寺)

奈良にある法相宗の別格本山喜光寺は,721年に行基が創建したという説がある。菅原の里につくられたので,当初は菅原寺と名付けられていたが,748年に行幸された聖武天皇によって喜光寺という名前が賜られた。左下の写真のように菅原寺という名札も懸かっている。右下の写真の建物は,行基が東大寺大仏殿を建立する際に十分の一の雛形として建てたとの伝承から「試みの大仏殿」とよばれていると受付の方が説明してくれた。十分の一は長さなのか面積なのか体積なのかよくわからなかった。

写真:喜光寺の本堂1(2019.7.18撮影)

本堂の中には阿弥陀如来,観自在菩薩,勢至菩薩の三尊が治められている。もうすぐ修理に入るらしい。奈良大学に預けられている四天王が里帰りしていた。9月2日まで特別公開されているらしい。奥のお写経道場ではいろは写経ができる。境内では鉢植えの蓮の花がちょうど見頃になっていた。

写真:喜光寺の本堂2(2019.7.18撮影)


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