2019年1月2日水曜日

初夢

初夢の定義については,複数の説があるようだ。NHKの番組でもやっていた。

(1)節分から立春にかけての夜に見る夢
(2)大晦日から元旦にかけての夜に見る夢
(3)元旦から二日にかけての夜に見る夢
(4)二日から三日にかけての夜に見る夢
その昔は(1)で,江戸時代は(4),最近は(3)が多いとある。

自分が子どものころのお正月は一大行事であって,大晦日の夜のお風呂はかなり緊張して身を清め,全身新しい下着に身を包んで気合いを入れ,妹が9時からの紅白歌合戦を見始める前には就寝し,(2)の初夢を見るべく努力していた(宝船の絵は使いません)。

一富士二鷹三茄子は,一姫二太郎三なすび,の隣に記憶されているが,一は曾我兄弟の仇討ち場所の富士の裾野,二は忠臣蔵の浅野家の紋所の鷹,三は伊賀越鍵屋の辻の地場産物の茄子,の日本三大仇討ちシリーズの暗示だ,などという話は子どもには教えてもらえなかった(親も知らなかったのかもしれない)。

P. S.  長女が1歳の頃,家族で伊賀に旅行したときに,伊賀越の漬物をお土産に買ったような気もするが,今見ると茄子はメインにはなっていない。伊賀では金谷にも行きました。伊賀肉の思い出は他にもある。2005年ごろに教育実習の研究授業の参観指導で,三重県の津あたりまで行ったことがある。実習生のK山君の母上が実習先の中学校までわざわざ差し入れを持ってきて下さった。ありがとうございました。

P. P. S.  今年はぎっくり腰のため,寝返りも夜中のトイレもつらく,初夢どころではない。


画像はWikipedia「初夢」より

「初夢の辻褄合ってしまひけり」(片山由美子 1952-)

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